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カリウム誤投与防げ 看護協会がキャンペーン

2017年10月15日 12時17分15秒 | 仕事

カリウム誤投与防げ 看護協会がキャンペーン 2017年10月13日 (金)配信共同通信社  

不整脈や心停止など重大事態を招く可能性のあるカリウム製剤の投与間違いが後を絶たないとして、日本看護協会(東京)が誤投与撲滅に向けたキャンペーンを始めた。医療機関に配布するチラシでは実際に起きた事例を紹介し、正確な知識や取り扱いに関するルールの必要性を指摘。特設サイトなどで、各施設が自らリスクを点検し、具体的な取り組みを進めるよう呼び掛けている。  体内にカリウムが不足すると、嘔吐(おうと)や脱力感、筋力低下などさまざまな症状が出るとされ、カリウム製剤は補給による改善の目的で使われる。  キャンペーンは日本病院薬剤師会(東京)との共催。協会の特設サイトには、点滴速度に注意しなくてはいけないカリウム製剤を急速に静脈内投与してしまった事例の報告が2009~14年に7件あったとする日本医療機能評価機構のデータを掲載し、「製薬会社が製剤の包装を変更したり、国、医療関係団体が注意喚起をしたりしてきたが、事故は依然としてなくなっていない」と重大視している。  特設サイトやチラシでは、カリウム製剤の投与量や投与方法に関する誤り事例の内容も紹介。(1)正確な知識を学習(2)取り扱いに関するルールを施設で決め、周知(3)投与量、投与方法などを注意喚起―といった取り組みが大切と強調している。  さらに「一律の方策ではなく、施設ごとに特徴や態勢の違いに応じた対策を講じることが必要」と指摘。ポスターを印刷し、施設内に掲示することなども求めている。


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