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【福岡】死亡男性の父「せめて謝罪を」タクシー病院突入、運転手の実刑確定

2020年10月31日 17時36分39秒 | 

【福岡】死亡男性の父「せめて謝罪を」タクシー病院突入、運転手の実刑確定

 2020年10月29日 (木)配信西日本新聞
 

 福岡市博多区で2016年、タクシーが暴走して病院に突っ込み3人が死亡、7人が負傷した事故で、最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)は、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた運転手松岡龍生被告(68)の上告を棄却する決定をした。26日付。禁錮5年6月とした一、二審判決が確定する。

 「判決が確定しても息子は帰ってこない。せめて被告から謝罪の言葉が聞きたい」。事故で死亡した遠藤一行さんの父、行則さん(81)=静岡市=は28日、被告の上告を棄却した最高裁決定を聞き、そう心境を語った。

 一審から「車の不具合が原因」と無罪を主張した被告から謝罪の言葉はなかった。行則さんは、自身がタクシー運転手だった経験もあり「プロのドライバーなら回避できたのではないか。腹が立って眠れなかった」。事故後に体調を崩し、今も入退院を繰り返しているという。

 行則さんによると、一行さんに子どもはおらず、1人残された妻が気がかりだ。「被告側は、せめて奥さんが生きていける補償をしてほしい。そうでなければ一行は成仏できない」と言葉を強めた。

 

交通事故で死すほど、悔しいことはない。

老いた親を残す、子の先立つ死。浮かばれない。

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