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教育現場のCOVID-19、豪州は学校閉鎖せずとも低感染率

2021年03月24日 02時07分28秒 | ウイルス

教育現場のCOVID-19、豪州は学校閉鎖せずとも低感染率

 

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行期でも学校閉鎖をしなかったオーストラリア・ニューサウスウェールズ州(18歳以下の小児人口180万人)の小中高等学校3103校と幼児教育施設4600園を対象に、学校での児童や職員の重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染を前向きコホート研究で調査した。

 その結果、感染性のある(発症24時間前からと定義)SARS-CoV-2感染者の登校・登園が確認されたのは、15校と10園(小児12例、成人15例)だった。感染者の濃厚接触者全1448例に14日間の自宅隔離を義務付け、そのうち633例(43.7%)に核酸検査とSARS-CoV-2抗体検査を実施したところ、18例に2次感染が確認された(発症率1.2%)。3校で2次感染者5例(小児3例、成人2例)が確認された(感染率0.5%、5/914例)。幼児施設10園(濃厚接触者497例)の9施設では二次感染は発生しなかったが、残る1園で成人6例と小児7例の感染クラスターが生じた(感染率35.1%)。全体では、2次感染者18例中5例(28.0%)が無症状だった[乳児3例(いずれも1歳)、青少年1例(15歳)、成人1例]。

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報

2021年03月24日 02時03分32秒 | ウイルス

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報 

新型コロナ、小児とアレルギー患者の感染リスクが低い要因を検証

米で大規模前向き観察研究HEROSを開始

 

 米国立衛生研究所(NIH)は5月4日、一般の小児とその家族を対象に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染の実態を検討する大規模前向き観察研究を開始したことを発表した。「小児の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)重症化例が成人に比べ、なぜ極端に少ないのか」が研究の発端で、アレルギーの有無と感染リスクや重症化の関連なども併せて検討するとしている。(m3.com編集部・坂口恵)

2000家族の登録を予定

 HEROS(Human Epidemiology and Response to SARS-CoV-2)と名付けられたこの試験では、米国11都市から2000家族、6000人の小児と家族の登録を目指す。

 「SARS-CoV-2大流行で小児の重症化例が極めて少ないことは、関心事の一つ」と試験背景を説明するのは、同試験を支援する国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のAnthony S. Fauci所長。「小児がそもそも同ウイルスに感染しにくいのか、感染しても症状が出にくいのか、HEROS試験が何らかの手掛かりをもたらしてくれるだろう」と期待を示している。

「呼吸器アレルギー患者の重症化リスク低い?」要因も検討

 別の予備的な研究で、呼吸器アレルギーを有する成人や小児の同ウイルスへの感受性が低下しており、重症化する割合が低い可能性を示す結果が出ているそうだ。気管支喘息、またはネコアレルゲンに対するアレルギー性鼻炎を有する小児や成人を対象とした最近の検討では、気道上皮のアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)遺伝子発現が喘息の重症度やアレルゲンへの感受性が最も高い群で最も減少していたとの結果も報告されている。ACE2はSARS-CoV-2の宿主の細胞への侵入経路として知られており、予後との関連や予防・治療の標的として注目されている。

 HEROS試験では、アレルギーを有する小児の気道上皮細胞のACE2遺伝子発現抑制とSARS-CoV-2感染、およびCOVID-19発症リスク低下との関連も検討される見通し。

保護者が鼻咽頭・血液・便検体を採取

 なお、同試験は参加家族の保護者(a caregiver in participating families)が定められた間隔・条件で、子どもとその他の家族から採取した鼻咽頭検体および血液検体(ほぼ無痛の新デバイスで皮膚表面から微量の血液を採取)を研究所に郵送し、同日にオンライン質問票に回答するなど、「完全遠隔」で実施される。

 このほか、家族にウイルス性疾患が疑われる症状が発現した場合、保護者はCOVID-19の可能性を判定するための問診票に回答し、疑いが濃厚な場合、24時間以内に感染経路を調査するための問診票に回答し、家族全員分の鼻咽頭検体および疑い例の便検体を提出することが求められる。

 研究グループは、鼻咽頭検体の収集によって、気道上皮細胞のACE2遺伝子発現形式と感染リスク、症状発現とウイルス伝播との関連を明らかにしたいとしている。また、血液検体については、適切な抗体検査が確立された際に各種抗体の分析を行う見通しを示している。

  HEROS試験の統括責任者は、「これまでの米国人におけるSARS-CoV-2感染拡大の実態を示すデータは、疑い例や重症化した患者など、医療にアクセスした人が主な対象で、人口を代表する母集団での感染の割合は明らかになっていない。同試験で市中感染の実態を明らかにし、公衆衛生上の課題解決につなげたい」と話している。

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米マイアミビーチで非常事態宣言、人殺到で収拾つかず

2021年03月24日 01時43分12秒 | ウイルス

米マイアミビーチで非常事態宣言、人殺到で収拾つかず

その他 2021年3月22日 (月)配信AFPBB News
 
米フロリダ州マイアミビーチの中心部オーシャンドライブで、大音量で音楽を鳴らす男性を拘束する警察官(2021年3月17日撮影)。(c)CHANDAN KHANNA / AFP

【AFP=時事】米フロリダ州のマイアミビーチ(Miami Beach)市当局は20日、春休みで押し寄せた人らの無法ぶりが手に負えないとして非常事態を宣言し、夜間外出禁止令を発令した。ここ数日は暴力行為や破壊行為が増えていたという。 観光客の午後8時以降の外出は禁止となり、飲食店も同時刻に閉店となる。

 春休みのマイアミビーチで人々が浮かれ騒ぐ光景は珍しくないものの、今年は米市民の約13%がワクチンを接種したこともあって特にお祭りムードが強く、感染拡大が抑えられているという錯覚が広がっている。

 ラウル・アギラ(Raul Aguila)市長代理は市中心部に集まった大勢の人々について、「ロックコンサートのようだった。道も草も見えなかった」と述べた。

 またここ数日、レストランで発生したけんかを捉えた動画が拡散しており、現地メディアによれば、このけんかにより大きな損害が出た上、高額な会計を支払わずに逃げた客もいた。

 マイアミビーチのリチャード・クレメンツ(Richard Clements)警察署長によると、18日の晩に「数百人が一度に走り去る事態が発生した。テーブルや椅子が投げられ、武器として使われた」という。【翻訳編集】 AFPBB News

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コロナ発症から2日、ウイルス量はピークに「その後の投薬効果は低い」

2021年03月24日 01時35分59秒 | ウイルス

コロナ発症から2日、ウイルス量はピークに「その後の投薬効果は低い」

 2021年3月23日 (火)配信読売新聞
 

 新型コロナウイルスは、発症からわずか2日で患者のウイルス量が最も多くなるとする研究結果を、九州大などのチームがまとめた。ウイルス量がピークを過ぎた後の抗ウイルス薬の効果が低いことも分かり、今後の治療戦略を考える上でも重要という。論文が23日、国際科学誌(電子版)に掲載される。

 チームは、新型コロナや、コロナウイルスを原因とする重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)の海外の臨床研究の患者データを集め、数学的手法を駆使して調べた。

 その結果、発症後のウイルス量のピークは、新型コロナが2日、SARSが7・2日、MERSが12・2日となり、その後は徐々に減ると推定された。新型コロナの場合は、発症初期にウイルスが急増し、肺炎などを起こすとみられる。

 また、コンピューターによる実験で、ウイルス量がピークを過ぎた後の治療効果も解析。ウイルスの複製や侵入を妨げる複数の薬の使用を想定し、用量を変えても効果が乏しかった。チームの岩見真吾・九州大准教授(数理科学)は「新型コロナウイルスが早期に増える特徴を踏まえて、治療薬の開発を進める必要がある」と話す。

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自治体2割、医師確保まだ 高齢者ワクチン接種 厚労省調査

2021年03月24日 01時32分41秒 | ウイルス
自治体2割、医師確保まだ 高齢者ワクチン接種 厚労省調査
2021年3月22日 (月)配信共同通信社
 

 4月から始まる65歳以上の高齢者対象の新型コロナウイルスワクチン接種について、約2割の市区町村で接種を担う医師を全く確保できていないことが19日、厚生労働省の調査で分かった。地元医師との調整に時間がかかっている自治体や、深刻な医師不足で近隣地域との連携を模索している自治体もあるとみられる。

 調査は3月、全国の1741市区町村を対象に実施。5日時点の状況を尋ね、全市区町村から回答を得た。

 各接種会場で1人以上の医師を確保できている自治体は1382(79・3%)。一方、約2割の自治体では「0人」だった。地元医師と協議中とする都市部の自治体がある一方、医師や医療機関が少ない自治体では、周辺自治体との共同接種などの調整に難航しているところもあるとみられる。

 集団接種のための特設施設や、個人で接種する診療所などの会場が1つ以上決まっている自治体は1651自治体で全体の94・8%。

 約半数の自治体が、高齢者分の接種券の発送時期を決定していた。具体的には「4月23日」が最も多く、次いで「4月12日」が続いた。

 政府は高齢者の本格接種に向け、4月26日の週には全自治体にワクチン各1箱(1箱約500人分)を配送するとしており、その頃までには全市区町村で接種態勢を整備する必要がある。

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自民議員に「感染防止策を徹底すれば会食OK」…二階氏「同志を信頼している」

2021年03月24日 01時29分18秒 | ウイルス

自民議員に「感染防止策を徹底すれば会食OK」…二階氏「同志を信頼している」

2021年3月23日 (火)配信読売新聞
 

 自民党は22日、党所属国会議員に対し、大人数を避けるなど新型コロナウイルスの感染防止策を徹底すれば、飲食を伴う会合への参加を認める二階幹事長名の新たな通達を出した。緊急事態宣言の全面解除を受け、会食自粛の方針を改めた。

 通達に、具体的な制限人数は盛り込まなかった。自民党内では、自粛要請を破った議員の深夜飲食が相次ぎ発覚し、批判を浴びた経緯がある。二階氏は記者会見で「同志の人たちを信頼している」と語った。

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巨大病院クラスター収束 岐阜、231人陽性

2021年03月24日 01時23分34秒 | ウイルス

巨大病院クラスター収束 岐阜、231人陽性

2021年3月23日 (火)配信共同通信社
 

 岐阜県は22日、231人まで拡大した木沢記念病院(美濃加茂市)のクラスター(感染者集団)が収束したと発表した。死者は高齢者を中心に入院患者ら26人に上った。県によると、PCR検査した上で入院させていたが、感染者なのに陰性の結果が出た人が複数いたため、気付かぬまま、患者や職員を介し、病室や病棟を越えて拡大した可能性があるという。

 県によると、2月2日に病院から最初の感染報告があった。3月7日までに職員97人、患者94人、職員や患者の家族ら40人の陽性が判明。その後、新たな感染者が14日間出なかったとして、22日に収束を確認した。

 調査に携わった「ぎふ綜合健診センター」の所長、村上啓雄(むらかみ・のぶお)・岐阜大名誉教授は「全ての患者を個室に入れ、検査を繰り返した上で、大部屋に移す運用」が望ましいとする一方で、「現実的には難しい」と指摘。同病院の事例を県内の病院に周知、工夫して可能な対策を取るよう注意喚起しているとした。

 また、感染しやすい場面として食事や入浴の介助、口腔(こうくう)ケアを挙げ「マスクができない状況もある。できることを最大限していくしかない」と述べた。国の対策班が詳しい報告をまとめる方針。

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