ロシア機炎上の死者41人に 一部乗客「雷が直撃」
5/6(月) 8:30配信
毎日新聞
モスクワ・シェレメチェボ空港で緊急着陸後に炎上したアエロフロート機=AP
【モスクワ支局】モスクワの空港で5日夜(日本時間6日未明)に起きた旅客機の炎上事故について、ロシア連邦捜査委員会は死者が41人となったと明かした。タス通信が報じた。乗客・乗員78人のうち、生存が確認されたのは37人だったという。
この事故はモスクワ北西部のシェレメチェボ空港を離陸したアエロフロート・ロシア航空機に不調が起こり、約30分後に引き返し同空港に緊急着陸したが、機体が炎上した。乗客・乗員は緊急脱出を試みた。一部乗客によると、北部ムルマンスク行きの同機は落雷に直撃されたというが、捜査委員会は事故原因を明かしていない。