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全身の筋力が低下する難病「脊髄性筋萎縮症」治療薬を初承認

2017年07月06日 16時15分58秒 | 医療情報
全身の筋力が低下する難病「脊髄性筋萎縮症」治療薬を初承認
2017年7月5日 (水)配信読売新聞

 全身の筋力が低下する難病の脊髄性筋萎縮(いしゅく)症(SMA)の初の治療薬「スピンラザ」(一般名・ヌシネルセンナトリウム)について、製薬会社バイオジェン・ジャパンは3日、厚生労働省から製造販売の承認を取得したと発表した。
 8月中にも保険適用される見通し。SMAは主に小児期に表れる病気で、10万人に1、2人の割合で発症する。生後半年以内に発症する最も重いタイプは、寝たきりで体を動かすのが困難で、人工呼吸器などが生涯必要となる。新薬は、SMAと診断された重症の乳児が対象。日本人を含む国際共同治験では、約4割の患者が寝返りを打てるようになったり、自力で座れるようになったりした。米国や欧州連合(EU)では先行して承認されている。
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コンピューター審査90%に 診療報酬基金を効率化

2017年07月06日 16時14分26秒 | 行政
コンピューター審査90%に 診療報酬基金を効率化
2017年7月5日 (水)配信共同通信社

 厚生労働省は4日、医療機関に支払われる診療報酬の審査や支給をする「社会保険診療報酬支払基金」の改革に向けて、2022年度末までにコンピューターによる審査の割合を90%に引き上げる目標などを盛り込んだ業務効率化計画をまとめた。人員削減につなげ、年800億円かかっている運営費の削減を図る。
 支払基金は、医療機関から提出された月約8300万件のレセプト(診療報酬明細書)の審査をしている。現在は約65%をコンピューターで審査しているが、残りの35%は職員らが目視でチェックしている。
 業務コストを減らすため、情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)を活用し、5年間でコンピューター審査の割合を90%に引き上げて、残りの10%を直接雇用の医師や看護師などの医療専門職の職員らで対応する体制に改める。
 これにより、24年度末までに職員の20%に当たる約800人を削減する一方、医療やITの専門人材の採用を拡大し、組織の強化を目指す。
 厚労省は、来年の通常国会で必要な法整備を進める方針。
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佐川理財局長「栄転」に波紋 与党からも「あしき前例」

2017年07月06日 16時12分26秒 | 行政
佐川理財局長「栄転」に波紋 与党からも「あしき前例」
2017年7月5日 (水)配信朝日新聞

 財務省は4日、佐川宣寿(のぶひさ)・理財局長(59)を5日付で国税庁長官とする人事を発表した。佐川氏は学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題の国会答弁で事実確認や記録の提出を拒み続け、「真相解明を阻んでいる」と批判を浴びただけに、与野党から疑問の声があがっている。
 国有地売却問題では、8億円の大幅値引きや安倍晋三首相の妻、昭恵氏の関与など数々の疑問が指摘された。佐川氏は連日のように答弁に立ったが、売却の経緯などの具体的な説明は避け、法令の説明などに終始する姿勢が目立った。
 自由党の森ゆうこ氏は「首相を守るため、『ありえない』答弁を平然と繰り返して栄転された」と批判。与党の閣僚経験者も「事実に背を向けてでも、官邸の意向に従っていれば出世できるというあしき前例になる」と、起用した政府の姿勢を疑問視する。国会で向き合った共産党の宮本岳志氏は「場合によっては国民に記録提出を求める立場の国税庁トップになる人は、私に面と向かって『記録がありません』と言い続けた人物だ」と指摘した。
 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「佐川氏の答弁は国民の怒りに油を注ぐだけで、必要以上に政府の信頼性を失わせた」と指摘。「守るべきものは国民への説明責任ではなかったことは明確だ」と話す。
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アルツハイマーとアルミ、関連ある? 海外では論文続々

2017年07月06日 11時17分32秒 | 医療情報
アルツハイマーとアルミ、関連ある? 海外では論文続々
編集委員・永井靖二
2017年7月6日09時02分
図・家族性アルツハイマー型認知症患者の脳組織から検出されたアルミの濃度

 アルツハイマー型認知症(AD)と生活に身近なアルミニウムとの関連を調べた学術論文が最近、海外で相次いで発表されている。一時はADの原因物質と疑われたアルミだが、単独の要因ではないとする見解が定着し、国内の議論は低調になった。一方、発症に関わる多くの「危険因子」のうちの一つとみる研究は、欧米を中心に続いている。
 今年1月、英キール大学などのグループの論文が、国際学術誌トレース・エレメンツ・イン・メディスン・アンド・バイオロジーに発表された。近親集団で多発し家族性ADと呼ばれる患者らの脳を、直接分析した結果が注目された。
 グループは同国の研究機関が保存している、家族性ADを発症して死亡した男女計12人の脳組織から、高濃度のアルミを検出した。通常、乾燥させた脳組織1グラム中のアルミは1マイクログラム(マイクロは100万分の1)程度だが、対象者の脳の一定の部位から1人につき12点ずつ採取した計144点の検体で、57点(40%)が倍の2マイクログラム超だった。
 また、発光物質を使った顕微鏡観察では、アルミ濃度が低い検体でも、脳の病変部分にアルミが多く含まれていたという。同論文は「これらのデータは家族性ADでアルミが果たしている恐ろしい役割を一層高めた」と結論づけた。
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「こんな人たち」発言、敵味方を峻別 首相演説が波紋

2017年07月06日 11時15分57秒 | 行政
「こんな人たち」発言、敵味方を峻別 首相演説が波紋
岡戸佑樹、仲村和代、田玉恵美
2017年7月6日05時02分
安倍首相の発言
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 「こんな人たちに負けるわけにはいかない――」。安倍晋三首相が東京都議選の応援演説で、自らを激しく批判していた人たちを前に発した一言が波紋を広げている。多様な世論に耳を傾け、意見をまとめ上げる立場の最高権力者が、有権者を敵と味方に分けるかのような発言。「丁寧に説明する」と強調していた首相の言葉はどこへ行ったのか。(岡戸佑樹、仲村和代、田玉恵美)
首相演説に「辞めろ」「帰れ」の声 都議選で初の街頭に
 安倍首相の発言は、都議選の投開票日前日の1日夕、東京・秋葉原の街頭で行われた自民候補の応援演説の場で出た。秋葉原は首相が国政選挙の演説の締めくくりに選ぶ「聖地」だが、都議選で初の街頭演説となった首相の演説の最中、聴衆の一部から「帰れ」「やめろ」コールがわき起こった。
 すると首相は、連呼している人たちの方向を指さし、「憎悪からは何も生まれない。こんな人たちに負けるわけにはいかない」などと反論した。
 首相が指さした聴衆は、首相らが乗った選挙カーの向かいで、日の丸を振る自民支援者らに取り囲まれるように陣取っていた。「安倍やめろ」と書かれた横断幕を広げたり、安倍政権を批判する言葉が書かれたプラカードを掲げたりもしていた。ツイッターなどで参加を呼びかける動きがあったという。通りがかりの人の中にも、一緒に「やめろ」などと声を合わせる人もいた。
 基本的に「やめろ」コールが起きている最中でも、マイクを通して首相の声を聞き取ることができたが、抗議している人たちの近くでは、聞きづらかった可能性はある。
 菅義偉官房長官は3日の記者会見で「(首相の発言は)極めて常識的な発言じゃないですか」。4日の会見でも「総理が選挙で政策を訴えようとしている時に、妨害的行為があったことは事実じゃないか」と話し、首相の発言は問題ないとの認識を示した。
■対照的なオバマ前大統領
 「国家のかじ取りをつかさどる重責を改めてお引き受けするからには、丁寧な対話を心がけながら、真摯(しんし)に国政運営に当たっていくことを誓います」。安倍首相は民主党から政権を奪い返した直後の国会でこう語っていた。また、6月30日の東京都内での演説でも「売り言葉に買い言葉、私の姿勢にも問題があった。深く反省している」と述べたばかりだった。それなのに、反対派とはいえ、有権者に対し、「こんな人たち」という言葉を向けた。
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手足口病、大流行の兆し 患者数が昨年の6倍

2017年07月06日 06時22分29秒 | 医療情報
手足口病、大流行の兆し 患者数が昨年の6倍
2017年7月5日 (水)配信共同通信社

 乳幼児を中心に、口の中や手、足に発疹が出る「手足口病」の患者数が6月25日までの1週間で1医療機関当たり2・41人となり、昨年同時期に比べて約6倍と大幅に増えていることが5日、国立感染症研究所の調べで分かった。
 手足口病は例年夏にピークを迎えるが、今年は大流行した2011年や15年に似たペースで増加している。感染研の藤本嗣人(ふじもと・つぐと)室長は「すでに全国に広まって流行期に入っている。これからさらに患者が増える可能性がある」と注意を呼び掛けている。
 全国約3千カ所の小児科定点医療機関からの報告によると、都道府県別では高知(11・7人)鳥取(8・89人)香川(7・14人)滋賀(6・91人)と西日本を中心に患者が多く、東日本では秋田(1・89人)や東京(1・72人)が比較的多かった。昨年同時期は全国で0・41人だった。
 手足口病はエンテロウイルスなどが原因の感染症。発疹が主な症状で、約3分の1で熱が出る。通常は数日のうちに治るが、髄膜炎などの合併症を引き起こすこともある。今年流行している種類のウイルスでは、手足の爪が浮き上がって剥がれ落ちる例もあるが、自然に治るとされる。
 くしゃみなどの飛沫(ひまつ)や便を通じて感染し、保育施設などで集団感染が起こりやすい。予防には手洗いや排せつ物の処理をしっかり行うほか、おもちゃやタオルは共用せず、個人別にすることが良いという。
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