日々

穏やかな日々を

動脈硬化、新バイオ指標を発売

2012年11月04日 23時11分49秒 | 仕事
動脈硬化、新バイオ指標を発売
血管内皮リパーゼ測定、新HDL 増加療法の創薬候補にも

2012年11月1日 神戸大学 カテゴリ: 循環器疾患・内分泌・代謝疾患・検査に関わる問題

 神戸大学循環器内科の石田達郎氏らの研究グループは10月30日、免疫生物研究所と共同で開発した「ヒト血管内皮リパーゼ(EL)血中濃度測定キット」の販売開始を発表した。今までは血中のEL濃度を正確かつ簡便に測定する方法がなかった。

 ELは高比重リポ蛋白(HDL)のリン脂質を特異的に分解する「ホスホリパーゼ A1」と呼ばれる酵素の一種。ELが不活性化すると、HDL の分解が滞り、HDLによる抗炎症作用が消失しない。このためHDLを増加させる物質の一つとして、創薬候補にも挙げられている。

 ELは正常、血管内皮細胞や血管平滑筋細胞に発現するが、動脈硬化の病巣ではマクロファージや新生血管も強く発現。脂質代謝異常や動脈硬化に関与すると考えられている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喫煙女性は死亡率3倍

2012年11月04日 23時07分27秒 | タバコ
喫煙女性は死亡率3倍、英国調査
2012年11月01日 ソース:Lancet カテゴリ: 一般内科疾患 ・呼吸器疾患 ・循環器疾患

文献:Pirie K et al.The 21st century hazards of smoking and benefits of stopping: a prospective study of one million women in the UK.The Lancet, Early Online Publication, 27 October 2012.

 英国で女性120万人(年齢中央値55歳)を対象に、長期の喫煙と禁煙の死亡率への影響を平均12人年の追跡調査で検証。初回調査から3年後、喫煙継続者の死亡率は非喫煙者の3倍で(率比2.97)、平均寿命には11年の差が見られた。40歳前の禁煙で喫煙継続による過剰死亡の90%、30歳前の禁煙で97%が回避可能と示唆された。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喫煙で寿命10年縮まる

2012年11月04日 23時04分05秒 | タバコ
喫煙で寿命10年縮まる、日本調査
2012年10月31日 ソース:BMJ カテゴリ: 呼吸器疾患 ・循環器疾患

文献:Sakata R et al.Impact of smoking on mortality and life expectancy in Japanese smokers: a prospective cohort study.BMJ 2012;345:e7093.

 1950年開始の日本の寿命調査に参加した男性2万7311人と女性4万662人を対象に、喫煙の寿命への影響を前向きコホート研究で検証。1920-45年に出生し、20歳前に喫煙を開始した喫煙継続者の、非喫煙者に対する総死亡率比は男性2.21、女性2.61だった。平均寿命も非喫煙者に比べて男性で8年、女性で10年短かった
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン