日々

穏やかな日々を

「肥大型心筋症」の手術に成功、40歳代の男性

2012年06月25日 10時23分01秒 | 仕事
国内初、「肥大型心筋症」の手術に成功 国立循環器病センター
産経新聞 6月21日(木)20時27分配信

 心臓の筋肉が厚くなり、息切れや呼吸困難が起きる難病「肥大型心筋症」に不整脈を併発した重症患者から、余分な心筋を切り取る新手術に成功したと国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)が21日、発表した。

 心臓の外側から穴を開け、心筋を切除する。患者の負担が軽く、不整脈も治療できた。同センターによると、実施は国内初とみられ、根本的な治療法になる可能性がある。

 患者は、心筋が厚くなり左心室が約半分に狭くなった奈良県の40代男性。5月下旬、肥大型心筋症が原因とみられる不整脈により同センターに運ばれ、翌日、手術を受けた。

 手術では左心室下部を長さ約6センチにわたり切開。心筋約32グラムを切り取った上、不整脈を引き起こす細胞を凍らせて取り除いた。

 従来の方法は左心房に穴を開けるもので、心臓の弁も切り取って人工弁に置き換えるため、血が固まらないようにする薬剤を一生飲む必要がある。不整脈は、植え込み型除細動器で突然死を防ぐ治療が大半だった。執刀した小林順二郎・心臓血管外科部門長は「多くの患者さんに広がってほしい」としている。
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小さじ1杯の血液で”がんの可能性”を発見する「最新検査方法」

2012年06月25日 10時00分04秒 | 仕事
小さじ1杯の血液で”がんの可能性”を発見する「最新検査方法」
女性自身 6月25日(月)7時33分配信

「家族に卵巣がんや乳がんに罹患した人がいて、遺伝性が心配だという方にとっても、『アミノインデックス(AICS)がんリスクスクリーニング』は有効な可能性があります。日本では遺伝子検査をして、そこでいわゆる『がん家系』であると判断されても、その後、どう治療するかという指針がしっかりと整備されていません。また、予防的な治療もまだ普及していないのでリスクの高い人は早期発見するしかないのです」

そう話すのは、横浜市立大学附属病院・化学療法センター長の宮城悦子准教授。『AICSがんリスクスクリーニング』とは、わずか5ミリリットル(小さじ1杯)ほどの血液を採取するだけで、がんに罹患している可能性を調べられる血液検査法。宮城准教授はこの最新検査法を、味の素との共同研究で開発した人物。

研究の発端となったのは、がん患者にアミノ酸の血中濃度の変化が見られたこと。従来のアミノ酸の測定時間を大幅に短縮する高速分析法を同社が開発したことから、この検査法が実現化した。この検査が女性にとってうれしいのは、これまで検診での発見が困難だった子宮体がん、卵巣がんを早期で検出できる精度が高いことだ。

「健康なときは、ほぼ一定に保たれているアミノ酸の血中濃度比率のバランスが、がんに罹患すると動くことがわかっています。このバランスは、異常が起きている臓器によってそれぞれ特徴が見られるため、どのがんのリスクが高いのかランクで判断することが可能になったのです」(宮城准教授)

今まで、がん発見の指標とされてきた腫瘍マーカー(血液検査で体内のがん細胞を産生する物質の値を調べる)と比較しても、この検査の精度が高いことを示すデータもある。子宮体がんステージ1では、この検査の検出率が55%なのに対し、腫瘍マーカーは15%となっている。ただし、宮城准教授は現時点での注意点をこう述べる。

「この検査法は、すべての女性のがん発見に万能ではないことは知っておいてください。たとえば子宮頸がんの前がん病変の異形成や、初期の上皮内がんの検出などには不向きです。それらのがんに関しては、定期的な細胞診を採取する従来の検診は欠かせません」
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偶然65歳からの受給にした私の年金はOK? 100まで生きるつもりだから(笑)

2012年06月25日 09時39分41秒 | 私自身や健康
77才以上長生きする人は年金を65才からもらったほうが得する
NEWS ポストセブン 5月31日(木)16時5分配信

 老後の生活を支える年金だが、どれくらいもらえるのか、どうやったら多くもらえるのか、という点を不安に感じている人も少なくないはず。そこで、やはり年金について悩みを抱えているという、専業主婦のA子さん(56才)の例を見てみる。

 子供2人が無事社会人となり、あとは夫婦で老後を迎えるだけとなったA子さん(56才)。A子さんには、同じように子育てを終えた仲の良いママ友グループが4人いる。ひとたび集まるとおしゃべりが止まらない。最近もっぱらの話題は、「年金をいつからもらい始めたら得なのか」だ。

 というのも、すでに60才になったママ友のひとりが年金の受給を始め、「みんなも60才からもらったほうが絶対にお得よ」といい始めたからだ。A子さんがいう。

「“孫とバスツアーに行った”“娘と食べ放題に行った”なんて聞いてうらやましく思います。他のママ友もみんな“早くもらったほうが得”だって。私も早く年金生活を送りたいんですが、60才からもらっていいものでしょうか?」

 専業主婦にとって、年金は待ちに待った“大きな小遣い”なのだ。だが、そこでA子さんを悩ませるのは、年金をもらい始めるタイミング。年金は本来65才からもらうもの。最大5年間前倒しして60才からもらうこともできるが、その場合、受給額が下がってしまう。

 しかし、5年も早まるなら、そちらのほうが得な気もする。「60才から」と「65才から」いったいどっちが正解なのか。特定社会保険労務士の長沢有紀さんが解説する。

「年金を予定より早くもらうことを『繰り上げ受給』といいます。年金事務所に申請すれば1か月単位で早めることができますが、1か月早めるごとに受給額は0.5%ずつ減ります。わずか0.5%でもチリも積もれば山。5年間繰り上げして60才で受け取る場合、65才で受け取る年金額に比べて30%も減ってしまいます」(長沢さん)

 A子さんが年金を60才からもらうとすると、65才受給に比べて2万円少ない月4万5500円に減ってしまう。総受給額(受け取る年金の合計額)を比較しても、60才受給は65才受給に77才で逆転される。

「つまり、77才以上長生きする人は、65才からもらったほうが得ということ。日本人の平均寿命は男性79才、女性は86才なので“繰り上げ”は損といえるでしょう。老後の月2万円の差は大きい。医療や介護が必要になったころにお金が足りなくなり、生活が苦しくなることも考えられます。一度、繰り上げてしまうと元に戻せないので、周囲にまどわされないで、老後の資金設計をしっかり立ててから、年金をもらう時期を決めましょう」(長沢さん)

※女性セブン2012年6月14日号
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