大橋社労士の気まま日記

仕事上のエピソードや日常の出来事、日頃興味を持ったことなどを随時ご紹介していきます。

「15分単位」の仕事術

2020-12-25 08:37:54 | Weblog
今回は月に一度の「ためになる話シリーズ」です。

間もなく新しい年を迎えるにあたり、来年は効率的に仕事するぞ!と思いを新たにされている方も多いことと思います。とはいえ、重たい仕事やどう見ても時間のかかりそうな仕事は、スムーズに取り掛かれなかったり、なかなか思い通りに進まなかったりしがちです。
今回は、そういった時の仕事術のお話をしてみたいと思います。

いわゆるデキる人というのは、どんなに大きな時間のかかる仕事も「15分程度に細分化」して進めようとします。そうではない人が、時間かかりそうだな~、どうしようかな~、今日は時間ないからいつか落ち着いたらやろうかな~、なんて考えている間に「たとえ15分でも進められるべきところまでは進めてしまう」わけです。これが3~4日続くだけでもものすごい差になります。
私も仕事柄、色々な提案をすることがあるのですが、その時によく返ってくるのが「今はバタバタしているから落ち着いたらやるよ」という言葉。厳しい言い方ですが、これが一番できないパターン。日々色々やっている限りは恐らく落ち着くことはほぼないので、この時点で「やらない」と言っているようなものです。(まあ、あまり人のことは偉そうにとやかく言えないのですが・・。)

もうすでにおわかりのとおり、冒頭テーマにある「15分」というのは、何でも15分で終わらせてしまうという意味ではありません。
例えば、複数のお客様に各5ページ分ぐらいの商品の提案書を作るとしましょう。
いわゆるデキる人は、まとまった時間が取れた時にいっぺんにやろうとはしません。15分ぐらいあれば、まずはAさん向けの大まかな草案は作れるかなと考えて、それを実行します。そして、次のスキマ時間で、Bさん向けの草案を作ってみる。で、次の日、また15分ぐらいの時間でAさん向けの2ページ目ぐらいまで書けるかなと思い実行するわけです。
というように、まとまった時間が取れないとできないと思い込み、目の前の量的な壁に阻まれてまだ何の動きも取れていない人とは、この時点でかなりの差がついています。これが1週間後になりますと、まるで成果が違ってきますよね。
大きな仕事や分量の多い仕事こそ、「細分化」して毎日少しでも前に進めていくようにしてみましょう。

ここまで仕事にフォーカスして述べてきましたが、日頃の生活等の部分についても同じかと思います。
15分あれば部屋の掃除できるなとか、あの動画なら見られるなとか、ストレッチぐらいできそうだなとか、言い出すとキリがありませんが、使い方次第で短い時間でもけっこう色々なことができるものです。

~来年もしばらくは何かと思い通りにいかない時期が続くと思われますが、みなさまの仕事や生活が少しでも有意義で充実したものとなりますよう祈念しております。~

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