豆とオリーブ

4歳の娘と私の日々日記

『ダヴィンチ・コード』

2007-01-23 12:26:59 | 映画
ダヴィンチ・コード、
この題名から映画の内容はダヴィンチの絵の謎解きとばかり思っていた。
確かに絵の謎解きもあったけれど、
この映画で一番伝えたい内容を知ると、
その内容の重さ複雑さに「本当かな?」と思ってしまう。
こんな内容を全世界で上映してもいいのだろうか・・・と。

でも、真実の曖昧さがあるからこそおもしろく、
映画化もできたのだろう。
歴史とは真実がそのまま伝わる場合と、
その時の人に都合のいいように
置き換えられてしまったりもみ消されてしまったり。
真実をありのまま伝えたほうがいいのか、
その時世によって改竄したほうがいいのか、
難しいものなのね。
というのが、今回の一番の感想。それにしても真実は・・・。

ストーリーはさておき、
トム・ハンクスは本当に優れた俳優だと思う。
映画によって、演じる人物によって全て違う。
今回は考古学博士という役だったのだけれど、
知的で創造性豊か、紳士でありバイタリティーに溢れる
博士役を地味でもなく派手でもなく、絶妙に演じた。

オドレイ・トトウも今までのかわいらしい役とは一転、
サバサバとしたキャリアウーマン役で女性らしくとても綺麗だった。
「アメリ」という映画の印象が強かったが、
この映画はその印象を脱するにあたりいい映画だったと思う。

そして私の大好きな俳優、ポール・ペタニーも出演していた。
彼はこういう風変わりな役がとても上手い。

この映画をまだ1度しか見ていないので、
理解できていないところだらけ。
覚えているうちにおさらいしなくては。




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