若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

あれから1か月

2012-08-08 15:16:11 | 音楽(足利市民合唱団)

今年の定期演奏会(足唱コンサート)から、早1か月。昨日、地元のテレビで本番の様子を初めて観ました。あっはっは、直後の興奮が冷めたころ目にする録画(および録音)というのは、何ともこそばゆい。

 

また暫くすると、きちんとプロの方が撮影してくださったDVDがやってくると思うけど(それをみんなでワイワイ観るのが、また楽しい)、今回は地元CATVがボランティアで撮影しているもの。アングルの変化もなく(たまーにズーミングだけある)、音も生音を拾っているだけなので、まさに客席で見ている感覚を味わえます。会場の笑い声なんかも拾っているので、「へー、ココ、意外とウケてる。」と思ったり、「ウケてない・・・。おヘソ出したのに、ウケてない!」と冷や汗かいたり。中でも一番面白いなと思ったのは、ある場面でカメラマンさんが、「ハハハ。」と思わず笑っちゃってたとこ。笑わせ冥利につきました(←業務連絡。合唱団諸君へ。「え~?なんのハナシぃ~?」、「おまえ、勘の悪いやつだなぁ。」の場面です)。

 

ん?ウケたところだけ、喜んでる?そーんな訳ないじゃないですかーー。

 

何回も叱られた部分で曲がりなりにもハーモニーが成り立ってた時とか、鳴り止まない拍手を受けて、先生が「もう一回、アンコールいっちゃう?」な顔になった時とか、前日の夜中までかかって用意した仕掛け(空から降ってくる何百個もの風船♪)に、客席が「おー。」と、どよめいた時とか、もう最高☆

 

更に言えば、会場中からすすり泣く声が聞こえるくらい感動・・・させられたら凄いけど、そうなるには、まだまだ修行が足りません。2012年の足唱コンサート、「はい、よくできました!『がんばりま賞』授与!」って、とこかな。


夜中に警察署

2012-08-06 18:50:44 | 日々雑多

週末は、足利の花火大会でした。

 

今年は友人たちと騒ぎながら鑑賞した花火、真夜中過ぎに友人を自宅まで送って行ったときに、お財布を拾ってしまいました。大きなマンションの目の前の道路でしたから、そこの住人さんだろうなーとは思いつつも、中を確認し、夜中の1時に電話をするのも現実的ではないよな、と交番へ届けることにしました。

 

子どもの頃、一回だけお金を拾ったことがあります。どこか大きな駅でした。スキー場から父と二人で帰る途中の女子トイレで1円玉を拾ったわたし。正義感の塊のような子どもだった私は、絶対におまわりさんに届けるんだ、と意地を張ったのです。電車の時刻もあったろうに、父は私の意地に付き合ってくれ、おまわりさんは「ありがとうね。」と感謝状と共に、1円玉を幼い私にくださいました。子ども心に、「これはチョット意地を張り過ぎただろうか。」と、恥ずかしい気持ち半分になったことを何となく覚えています。

 

さてはて。花火大会の夜は何かと治安が悪いらしく、行く交番、行く交番、おまわりさんはお留守です。もう交番を周っても埒が明かないなと腹をくくって、大きな警察署へ。道に迷いつつやっとたどり着いた警察署では、電話や無線が元気に鳴り響き、何やらとっても忙しそう。財布を届けてすぐ帰るつもりだったのに、「書類を作る間、お待ちください。」と、色々なヒアリングをされ、書類にサイン。通るおまわりさん達がみんな、「花火大会の日の夜中2時に、一人で警察署に座ってる女なんて、悪いやつに決まってる。」と眺めている気がして、どうにも居心地が悪く、小さく小さくなっておりました。数十分後、やっと釈放(?)され、無事帰路につきました。

 

ご本人に戻ったかな、お財布(相手の方に連絡先は教えないで下さい欄にサインしてきたので、その辺りは分かりませんでしたが、色々なカードが入っていたようだったので、多分戻ったことでしょう)!

 

 


同期

2012-08-01 13:11:53 | 日々雑多

先日、社会人スタートをきった銀行(私が居たころは、『日本開発銀行』。今の名まえは『日本政策投資銀行』)の同期会に参加してきました。

 

『学生時代より、今の方がずーっと楽しい!』と豪語していた(それだけ、甘やかされた環境だった)最初の数年間。自分がいかに恵まれているのかに気付けず、あれや?これや?と悩んで退職するまでの数年間。本当に色々な、人生の財産をもらった場所でした。

 

その財産の中でも、か~なり重要なものに、久しぶりに気付かされた同期会でした。行く前はちょっとだけ不安だったんだよね。何せ、6年しか働いていないのに、既に辞めてから15年余り。まず、みんなが私を覚えてる?会っても、共通の話題がある?楽しかった思い出にしといた方が良かったなって悔やむことにならない?・・・なーんてね。

 

徒労でした。

 

会った瞬間から、「あーー、おぐだーーー。」と、笑いで迎えられ(何故、笑うのかは不明だが)、その後は、まるであの頃しょっちゅうやっていた『同期の飲み会』と同じでした。近況をじっくり伝え合うほどでもなく、昔話をしっぽり語るほどでもなく、ただただ、笑って騒いで終わっちゃいました。あの頃の飲み会と唯一違ったのは、最後に全員で集合写真を撮ったこと・・・くらい、かな?なんてったって、今や同期の中に、写真館の若女将がいるもんで。

 

今は本当にみんなバラバラの人生を歩いているのに、笑っちゃうほど、それぞれのノリや役割分担が同じでした。集まった瞬間に、脳が『イマハ平成4ネン、ダ。オマエハ20ダイゼンハン、ダ』と信号を送ったみたいに。

 

また会いたいな。会えそうな予感がするな、うん。