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若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

小さな冒険 その2

2009-03-10 15:05:58 | その他
ハードロックカフェに一人で行かれたのだから、出来ないハズはない、と兼ねてから挑戦しようと思っていたことにトライしました。

(夜半過ぎのコンビニにて)
わたし 「あのー、えーっと、この『当たり』の棒は使えますでしょうか?」
店員さん「ええ!勿論、使えますよ!えーっと、ガリガリ君当たり、ですね?」
わたし 「ああ、はい。あはは。」

(暫く、間が空く)

店員さん「あー、申し訳ありません。この『当たり』はガリガリ君かガリコちゃんしか使えないんですよー。このガリガリ君リッチには使えないんです。」
わたし 「あ、あ、なるほど。分かりました。じゃあ、替えて来ます。」

(ダッシュで交換に行く)

店員さん「はい。このガリコちゃんバナナ味でしたら使えます!」
わたし 「はぁ。色々お手数をおかけして……」


上記やり取りの間に、後ろにはお兄さんやお姉さんが並んでしまっていました。

あー、恥ずかしかった。

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卒業式

2009-03-09 18:54:58 | その他
今日は市内の中学校の卒業式でした。

卒業アルバムに携わる人間としては、毎年何となく一区切り、という気分の日です。お風呂からあがった後に、好きな男の子(女の子)のページを開いて見たりするかなー、なんて想像したりします。

ウチでは、中学・高校の卒業アルバムを作っていますが、私は主に中学を担当しています。自分達が中学生の頃とは、時代も変わったし、子供達も随分と大人びているような気がします。言動しかり、ルックスしかり。

先生方もきっと様々な部分で変化していらっしゃるのだとは思いますが、卒業式の呼名で号泣してしまった若い男の先生や、話しかけるのを躊躇するくらいに真っ赤な目をしていらっしゃった学年主任の先生、数日前に卒業アルバムを納品した際に、パラパラとめくりながら「3年なんてあっという間だな」と独り言をおっしゃっていた強面の男の先生……、そんな先生方を見ていると、あぁ、やっぱり子供達には親のほかに、先生が必要なんだな、と実感します。学校というしくみの中で、先生に叱られて、友達を作って、嫌々勉強して、ワルイ事を少しして、大人になる階段を登っていくんだなー、と。

卒業という区切りがあることも、大人にはない、羨ましいリスタートのチャンスです。ガンバレ、二中と西中の卒業生たち!君たちは私を知らないけど、私はみんなの顔を覚えているよ!応援してるよ!

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うん、超スゴイ

2009-03-06 17:31:19 | その他
「超すごくない?」
「マジ、感動したんだけど。」

私の数席となりに座っていた女子高生?女子大生?が、演奏が終わる度に、こんな風に言い合っていました。人間の声による演奏で様々な挑戦(指揮者の方が実験とも仰っていましたが)を続けているvox humanaの定期演奏会でのことです。

委嘱初演という、この世で初めて演奏される新しい曲を聴く事が出来るのも、この演奏会の魅力のひとつだと思います。作曲家の方が実際会場にいらしていて、その曲を作る過程や思いなどをお話してくださり、その曲の演奏を実際に聴いた後、作曲家の方に直接拍手を送ることができる……そんな経験は滅多にできるものではありません。

今回、80歳になる重鎮作曲家の先生による新曲が演奏されました。最近、年齢を理由に何かから逃げたり、それでいて、何の進歩もないまま、どんどん年齢ばかりを重ねてしまうことに対する怯えに悩まされたりしていた自分にとって、その1曲は驚きとともに、歓びでした。何かを作り出す、何かを楽しむ、何かに挑戦することに、年齢は『本当に』関係ないんだ、と証明してくださる方を、あんなに間近で感じたことがなかったので。

今回も、あっという間に時間が過ぎてしまいました。この素晴らしい時間を共有できなかった合唱団の仲間に「どうだった?」と聞かれたら、一言答えようと思います。

『マジ、感動した』。

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小さな冒険

2009-03-05 14:07:23 | その他
短大時代、やけに同じ柄のTシャツやトレーナーを着ている人がいるなぁ、と不思議に感じていました。LondonやNew York、時にはTokyoなどと書かれた、黄色い丸に茶色のロゴで『Hard Rock』と書いてあるデザイン。留学してから、それがかなりメジャーなハードロック・カフェのグッズだということを知りました。

アメリカ人の中では「ハードロックカフェに行っちゃったか(そりゃあ田舎もんだ)」みたいなニュアンスを感じましたが、やはり憧れのような気持ちもあり、でもワシントンでもニューヨークでも入ってみる勇気はなく、結局未体験のままでした。

昨日、数ヶ月に一度のご褒美であるvox humanaのコンサートで上野へ行きました。一人で行くと決まった時に、「今回は絶対ハードロックカフェでゴハン食べるぞ」と決心し、実行に移しました。

まず入口から妙に笑顔のイケメンに迎えられ、イケメンが苦手な私は(あ、すいません、周囲にいらっしゃるイケメンの皆さん。慣れると平気なんです)、それだけで緊張。しかも一人なのでカウンターに通されてしまい、ずっとイケメンお兄さん達と向かい合って、バカでかいハンバーガーと格闘するはめになりました。夕方早い時間でまだ暇そうなお兄さん達はずっと私の前に集合しており、「横のスツールに荷物を置いて大丈夫ですよ」、「ケチャップもどうぞお使いください」等とかいがいしく面倒をみられてしまいました。後から気付いたことですが、私はvox humana の皆さんへの差し入れを、風呂敷で包んでいたため(ジョークで)、『上野駅で、大きな風呂敷包みを抱え、おどおどとハンバーガーを食べる一人の女』。ちょっと、典型的過ぎたかも。

とにもかくにも、大きなハンバーガーは美味しくて、極上のコンサートへ向けて、ガソリン満タン!準備万端!と相成ったのでした。

コメント (3)
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いい文章

2009-03-03 18:52:55 | その他
昨日の『天声人語』でも触れていましたが、朝日新聞の歌壇に時々採用される「ホームレス」(事実関係は未確認のようですが)というペンネームの方が静かに話題です。

百均の「赤いきつね」と迷ひつつ月曜だけ買ふ朝日新聞

カッコイイですよね、粋で。私が朝日新聞の関係者だったら鳥肌たつくらいに嬉しいだろうな。有名な作家先生ではなくても、イイ文章を書く人って魅力的です。

少し前のことですが、北海道の新聞が主催した文芸コンクールで入賞した作品が、実は向田邦子さんの有名なエッセイ『父の詫び状』の盗作だったというニュースを聞きました。ここまで有名な作品の盗作っていうのも、ある意味その勇気は大したもんだ、と思いますが、その時思ったのは、「やっぱり、いい文章はいいんだなぁ」ということ。『向田邦子』という、いわばブランド力を抜きにしても、やはり審査員の心に響いた訳ですから、その文章が(まぁ、審査員は誰も「父の詫び状」を読んでなかったのか、という批判もあったようですが、昔読んでたら、忘れちゃうこともあるよね)。

外は雪。「ホームレス」さんは寒さに耐えて、歌を詠んでいらっしゃるかも、しれませんね。

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やっぱ、ロック!

2009-03-02 11:03:14 | その他
ウチには、「ロックが好きなら歳をとらない」と断言し、固く信じている人が約1名います。まぁ、この人は、「風邪は気合で治す」といって、医者に行くのを頑なに拒むような人なので、いつも「はいはい」と聞き流していました。

何度も同じ話で恐縮ですが、ユニコーンが再結成しました。16年振りだそうな。シングルが結構売れたし、メディアへの露出も結構してるし、「へぇ、意外とやるじゃん」と思っていたら、アルバムがオリコンで1位になったそうです(私も貢献しました)。ユニコーンってそんなに人気のあるバンドだったっけ?昔、「好きなバンドは?」と聞かれて「ユニコーンだよ」と答える度に、「ふーん」と知らないよオーラを出され続けたのに?若者にも受け入れられたんでしょうか?私がぼんやりしている内に、コンサートのチケットも全て売切だとか。いやはや、驚いた。

10代後半~20代前半。一番多感な時期(か?)にこのバンドに夢中になったお陰で(それまでの私は杉山清貴&オメガトライブがお気に入りという地味めの音楽趣味でした)、留学中に、「ドラム」のクラスを1コマとりました。屈強な、縦も横も私の倍だろうという学生に囲まれ待合室にいると、「おめぇはどこからやってきただ?ドラムなめてんのか」(想像的意訳)という視線を感じて、怖かったです。でも、先生はとても優しくて、「日本に行ったことがあるんだよ」「日本料理は美味しいね」等と、おしゃべりをして過ごしていました(私はピアノの先生ともずっとおしゃべりしていたし、楽器を演奏するより、口を使う方が得意なのかな)。寮の友人たちにねだられて、ドラムクラスの成果を机を並べて披露しましたが、「うーん、いまいち」と言われて、ヘコんだ記憶があります(勇気を振り絞って披露したのにさ)。

再結成したユニコーンに出会った私の感想は、「やっぱ、かっこいい!(ルックスだけじゃなくて、音楽も)」。二代目の思い込み持論も少しは信じてあげようか、という気になってきました。
コメント (1)
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DSi

2009-03-01 16:34:58 | その他
子供の頃に、『ブロック崩し』と『ハイパーオリンピック』(コレを知っている人はアラフォー仲間)をやった以来、ゲームとは無縁の生活を送っています。OLの頃に酔っ払って、カラオケして、その足でゲームセンターに行くことはありましたが、車のレースゲームでこてんぱんに車を壊し、壁にぶつかりまくって、「ペーパードライバーだからさぁ」と笑っていたくらいで(そんな私が運転しまくっている足利市って危ない街)。

義姉(通称:影の二代目)がDSiというゲーム機を購入しました。携帯電話がちょっと太った位の小さなゲーム機です。

今朝ふっと私のパソコンの横を見ると、彼女が忘れていったらしいゲーム機が。「へぇ、ちょっと、いぢってみようかな」とやり始めたら、面白い!ですが、難しい!『リズム天国』という名前の、ゲームの画面を細い棒でトントンっと叩いて遊ぶ、かなり単純なゲームなのですが、終了後にコーラス隊の仲間や指揮者に怒られたりして、何だかゲーム世界のことと笑ってごまかすことも出来ない気がしてきました。金曜日に合唱団の練習でちょうどリズムが合わないと、ソプラノ・チームが特訓(叱咤)を受けたばかり。「いやー、まずいな、これは」と、鳥のおじさんにも「平凡!」とか小言を言われ、卓球の試合に玉砕して(ゲームを知らない人にはわからなくてゴメンナサイ)、少し落ち込んでしまいました(全てリズム感の良さを問うゲームなのです)。

昔、かなりゲームをやっていたらしい二代目がやってきて、トライ!

なーんだ、みんな出来ないんじゃん。安心した!
コメント (2)
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