若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

連ドラ

2009-01-12 10:21:17 | その他
閑期に向かうこの時期、久しぶりに連続ドラマを見始めました。

ひとつは、大河ドラマ。いつも取り扱う題材が日本史好き向きなので、大河ドラマはかなり見たいテレビの一つなのですが、とにかく1年間も続けて見なくてはならないのは敷居が高く、最近は見ていませんでした。

今回第1回を偶然見て、主役2人の子供時代があまりにもかわいかったので、久しぶりに見始めました。昨夜第2回を見て、やっぱり大河ドラマ特有のわざとらしい演出が気になるのは相変わらずだなぁと苦笑。主人公が大人になって初めて妻夫木君が登場した瞬間に大音量で劇的な音楽が流れるとか、妙に馬に乗っているシーンを強調するとか、スケールが大きいですよ~のアピール満点の引き映像を多用するとか……。

とはいえ、今回は上杉謙信や豊臣秀吉など有名どころへの配役が面白く、上記の部分を引いても、結構楽しめそうな気がします。

もう1つは、山田太一氏がひっさしぶりに脚本を書いたというドラマ。もともと山田氏の作品は小説が好きで殆ど読んでいるので、もともと脚本家なんだし……、と今回はドラマを見てみました。台詞がなんとも山田風(うまく言えないけど、書き言葉をそのまま話している感じというか、句読点をものすごく感じるしゃべり方というか??)で、光沢紙ではなく、マット紙に繰り広げられる映像みたいな、そんな雰囲気でした。主役の男子(知らない人だけど有名なのかな)も、とてもステキな感じだし、たまには民放の連続ドラマなんぞ、見続けてみるのもいいかもしれないと思わせる1回目でした。

子供の頃はよく、「今日は○○(テレビ番組名)があるから、○曜日だ」と思っていましたが、昨今ではそういう感覚が皆無になっているため、見忘れるだろうなー。

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和紙一枚

2009-01-09 22:50:23 | その他
昨日、来週の撮影の打ち合わせがありました。お客様から、昔ウチで撮影した写真を示され、「この色で撮って欲しい」とたってのご希望。ところが、その時バックにした和紙はとても弱い紙だったため、その撮影の後、廃棄してしまった記憶がありました。

さぁ、大変。とりあえず廃棄の事実は理解して頂き、なるべく近いモノを探すと約束して、打ち合わせは終了しました。

幸いにも、昨日の夕方は空いていたので、ダッシュで少し遠方の巨大ホームセンター(ジョイフルホンダ新田店)まで探しに行きました。なんとな~く近いモノはあっても、「コレだ!」と二人の意見の合うものが見付からず、悩んだ結果、今日の予定をいくつかキャンセル・変更し、都内まで探しに出ることに。

和紙1枚を、わざわざ一日かけて東京まで探しに行く、このやり方が合っているのか、間違っているのか、私には不安もあります。が、一応「これなら、大丈夫だろう」というラインのモノを見つけることが出来、来週の撮影に万全の状態で立ち向かえるように準備を整える(そのために、昨夜は徹夜して仕事をやりくりする)二代目のやり方を、私は支持しようと思います。また、そういう価値観が二人の間で合っていたことは、ラッキーなことでもあるのかな、と思っています。

来週は、成人式にはじまり、なかなか大変な撮影が続きます。寒いけど、がんばらなくちゃいかんな。来週末は焼肉でも食べるかな。
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カツカレーうどん

2009-01-08 12:37:43 | その他
背が小さい上に、ここ数年で少し痩せたので、意外がられることが多いのですが、実は油っぽい食べ物を好んで食べます。ご馳走は、すっごい美味しい『豚の角煮』か『鶏のから揚げ』だし、うどん屋さんでは『たぬきうどん』、毎食、ハンバーガーとフライドポテトでもOK(実際、留学中はこの2品にピザを加えて、1年生きた)。かなりカラダをいぢめる感じの食事を好みます。

が、小サイズなカラダなので、角煮なら1個、ケンタッキーなら1本、ハンバーガーも体調によっては3分の2……。短期(一口目)集中で楽しんでいます。

そんな私が心から懐かしく思っているメニューがあります。それは銀行員時代に社食で時々メニューに登場した『カツカレーうどん』。まず女性社員には、敬遠されるそのカロリー大王のメニューが私は密かに大好きでした。ある時期の部長が、「カツカレーうどんがある日は社食に行く」と仰っているのを耳にして、親近感を覚えたほどです。カレーなら、「ライスよりナンよりうどん!」派の私にとって、そこにカツも乗ってくるそのメニューは、制服のブラウスに黄色いシミが出来るリスクを考えてもなお、心を捉えて離さない一品でありました。

でも、ウチでカレーうどん作っても、そこにカツをどーんと入れる勇気が何故か無いんだよなー。やっぱり、あのメニューを最初に社食に出した人って結構勇気あるよなー。

今でもあるのかなー、カツカレーうどん……。
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ドラえも~ん

2009-01-07 11:02:40 | その他
ドラえもんの道具の中で何かひとつだけ手に入れられるとしたら、何が欲しいですか?というアンケートで、「どこでもドア」が第一位になったそうです。

そのニュースをラジオで聞いたときの反応としては、二人とも「否」。私は「どこでもドアだったら、タケコプターの方が楽しそう」だと思ったし、二代目は「どこでもドアは時限を越えるから絶対に有り得ないし、将来的にも発明されないと思う。だったら、タケコプターの方が実現の可能性があるし……(以下省略)」と思ったのでした。

有り得ないことが叶うといいな、と夢みたいなことを思い描くことが過去には時々ありました。透明人間になってどこかに忍び込みたいとか、相手の気持ちが即座に分かってしまう能力が欲しいとか。でも、最近そういう事考えなくなってたなー。それは、子供心を失くしたせいなのか、そういうニーズが自分になくなったのか分かりませんが。

冒頭のラジオを聞いて、ドラえもんの道具を思い描いたとき、つい頭に浮かんでしまって消えなかった道具は「暗記パン」でした。子供のころに、これほど魅力的な道具はないと心から欲したもので(暗記は決して得意ではなかった)、今でもその余韻が残っているようです。今更、手に入れても使い道ないけどなぁ……。

あ、歌詞(特にドイツ語とかラテン語とか)を書いて食べたら、すっごい役立つな。やっぱり、欲しいな。
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家族写真

2009-01-06 12:22:28 | その他
伊勢丹が福袋の企画のひとつとして、『家族写真10年間』(10万円、3家族限り)を売り出し、注文が殺到したそうです。

マツモト写真で去年はじめた新メニューがあります。それは『20年アルバム』。親族や友人家族が既に始めていた『毎年一回撮影』を見ていた若女将の熱い思いでスタートした商品です。お宮参りにお越しになったお客様に小声で営業してみたところ数家族の方が昨年から始めてくださいました。1歳のお誕生日、七五三、小学校入学……と進み、最後は成人式で完成というつもりでいるのですが、勿論途中が抜けたり、もっと続けたりしてもいいかもしれません。あるいは、ご結婚からスタートして、結婚記念日ごとに続けていってもいいかもしれません。

目一杯のオシャレをしてきてもいいし、その時お気に入りのオモチャと一緒でもいいし、破れちゃってるけど毎日「コレ着る!!」と駄々こねてママを困らせるTシャツでもいい。ママがパパのお誕生日にプレゼントしたネクタイとか、母の日にママが初めてもらったプレゼントのエプロンとか、年に1回しか指に通さない婚約指輪とか、そういった家族の宝物が一緒に写ったりする裏話もいいかもしれない。とにかくその年の『○○ファミリー』を切り取って、貼りあわせていく、そんなアルバムに仕上がっていくのがとても愉しみです。実際、昨年始めてくださったファミリーは何だかイイ雰囲気のご家族ばかり。スタジオ中をはいはいして歩き回るヤンチャ坊主が、お父さんより背が高くなり、つまんなそうな顔して写る日を思うと、わくわくします。

冒頭の伊勢丹の福袋より、ウチの20年アルバムの方がずっとお得価格なんだけどなぁ。宣伝したら、申し込み殺到する……かな。

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新年会は大騒ぎ

2009-01-05 14:36:18 | その他
お正月だGWだお盆だ、と何となく集まる仲間がいます。私にとってはかけがえのない友人の集合体です。一応グループ名もあり、若い頃はお揃いのジャンバー等も作りました(ヤンキーっぽい?)。

どうしてこのメンバーになったのか、今となってはキッカケも忘れましたが、同じクラスだったり、同じクラブ(写真八ミリクラブ)だったり、星や自転車やバイクの仲間だったり、の中学時代の同級生の集まりです。今では、それぞれの結婚相手や子供達も加わり、どの辺りがコアメンバーだったのかも、曖昧になってきています。

高校もバラバラ、進んだ道もバラバラなので、仕事もバラバラ。支部会になれば大人らしい会話もしているようですが、大勢が一気に集まるこの時期は、本当に他愛のない話をするだけです。

今年も一次会では、子供達の成長に驚き、自分達のオヤジ化を嘆き(女子はおばさん化してないからまだ嘆かない)、二次会へ移動。二次会では、大人のくせに子供がタバスコを人のピザにかけまくるという低レベルのいたずらをしたことをキッカケに、別の大人が、『死に辛コヨーテピザ』(正しい商品名です)をオーダー。きのこピザだと騙されて口に含んだ大人たちは、「なぁぁぁんじゃこりゃぁぁぁ」の状態に陥り、大騒ぎ。みんなでアイスクリームを何個も何個もオーダーして取り合う騒ぎに発展、しばしの間天を仰いで口をパクパクさせ、鯉の集団と化しました。

最初、きのこピザじゃ要らないと、そっぽを向いていた私も、あまりにも皆が楽しそうだったので、周囲の制止を振り切り一口パクリ。いやー、あんな辛いモノは初めて食べました。胸が苦しくなりましたから(お店の人も「運ぶのも嫌なんですよ、匂いがきつくて」なんてモノをメニューに入れないで欲しい)。

こんなくだらないコトで大騒ぎして、ご機嫌で別れ、それぞれ、そんなに楽じゃないに違いない毎日の戦いに戻っていきました。


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今年も宜しくお願い申し上げます。

2009-01-01 22:57:30 | その他
あけましておめでとうございます。
2000年になってもう9年?平成になってもう21年??30歳を超えてもう9年???いやー、参った参った。

今年も律儀な皆様から、元旦に年賀状が届きました(きっと私達の年賀状はまだ届いていないでしょう、ごめんなさい)。今年の年賀状では、「ブログ見てるよ」というコメントが目に付きました。「え?この人が読んでくれているなんて!」と驚く方もちらほら。昔1年だけいた会社で取引先の担当者だった方(多分実際にお会いしたのは2、3回)や、学生時代の友人でもう何年も会っていない子など。私は彼女たちの近況を全く知らないのに、彼女たちは私の近況はおろか、心の中の呟きや日々感じている想い、つまらないドジや二代目の本性まで、すべて知っているのかと思うと、不思議な感じがします。

このブログという表現の場は、全く面白いもので、自分ですら書きながら、「へぇ、私ってそんな風に考えていたのか」と驚くことがあります。文章にして改めて離れて眺めることによって、想いが形づくられるというような。母親にも「子供のころの貴女がこんなことを考えていたのかーと面白いわ」と言われましたし。

今年も、「ブログ読んでるよ」と言ってくださる貴重な友人・お客様・家族に向けて、(ほぼ)毎日の(およそ)20分間の習慣を続けていこうと思っています。「あんなコト書くなよぉ」と時々渋り顔になる二代目を適当になだめながら(だって、結構ネタが豊富なんだもーん)。

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