若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

涙雨

2014-08-12 13:08:32 | 映画と本

病気に苦しんでいたとか、ドラッグやアルコールの問題を抱えていたとか全然知らなかったので、寝耳に水でした。本当に驚き、悲しいです。

 

若かりし頃、「いまを生きる」(原題:Dead Poets Society)を観て、コトバに出来ない「衝撃」を受け(「感動」というよりは、「衝撃」だった)、それぞれの人生なんてちっぽけだけどとても大切なんだと気付いたり、どんな事にだって真っ直ぐ向き合わなきゃ駄目なんだって思ったり、本をたくさん読もうと思ったり、なんだろう?いまの自分の「いやになっちゃうくらい生真面目なくせに、面白がりな性格」が造られる踏み台になった映画だったな、と思います。感受性が手の付けられないほど柔らかかった頃に出会った映画なので、なんとなく大人になってからは観ないようにしてる作品でもあります。細かいディテールは忘れちゃったかもしれないけど、あのときの、「ぐわーっとした、じわーっとした」感じを、そのまま覚えてれば、それが一番かなって気がして。

 

ロビン・ウイリアムズさんが自殺されたという報道。とても残念です。

 

窓の外の雨を眺めて、「NIPPONでも涙雨が降っていますよ。」と伝えたい気持ちです。でもって、「一番好きなのは、『ミセスダウト』なんです、実は。」とも、ついでに一言。

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