足利で知らない人は居ない老舗お菓子やさん「虎谷」さんが閉店しました。本当に悲しいです。
子どもの頃から慣れ親しんできた味でした。『栃の木もち』を開けた瞬間にクシャミして大変なことになったり、『ゆりかご』の銀紙にくっついちゃった皮をお行儀悪くなめたり。すみません、地元ネタで。
マツモト写真に暮らすようになって虎谷さんの井草店がとっても近くなり、更に食べる機会が増えるようになりました。昔から大好きだった『ポナペ』をいつでもヒョコっと買いに行くことができて、とても幸せでした。風邪をひいた時や、寝不足や過労で食欲が減退した時なども、『ポナペ』だったら、食べたい……と思え、モソモソと1個食べきることができました。近所のスーパーマーケットでもバラ買いすることが可能だったので、私の活力源となってくれていた『ポナペ』。もう食べられないなんて、一体わたしはどうやって秋~冬にかけての多忙期を乗り切ればいいのぉぉぉぉ(泣)。
最後は、ポイントカードにハンパに残ってしまったハンコ分もおまけしてくれた虎谷の店員さん。本当にお世話になりました。
ご近所の方が、最終日に虎谷さんのショーウィンドウにみんなからの「お別れの言葉」を貼りましょう!と誘って下さったので、私もペタっと貼ってきました。