若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

素敵なご夫妻

2014-06-10 10:24:01 | 音楽(足利市民合唱団)

少し前、あるお洒落なコンサートへ行ってきました。  出演された方のご主人の隣の席で拝聴していたのですが(ご主人もテノール歌手!これだけで既にお洒落過ぎるご夫妻だ……)。「奥さまの舞台って、聴いている時、緊張したりされないんですか?」と、休憩時間にお尋ねしてみました。すると、一瞬の迷いもなく、「しないですね。彼女は僕より優秀なんで(安心して聴いてます)。」と即答。あー、こんな風に見守られる奥さまって、本当にお幸せだなぁって思いました。それは勿論、この奥さまの普段のご主人への優しい思いやりがあってのこと(奥さまと時々、Facebookでお話しさせていただいているのですが、ご主人への静かな愛情がたっぷたぷだな、と日々感じていたので)。素敵なご夫妻だなぁ……と、改めて思いました。

 

私の入っている合唱団には何組かのラブラブご夫妻がいらっしゃいます。ソロを担当されたご主人が、「うちへ帰ると、『今日は、どうだった?』といつも私に訊くのよ。」と、幸せそうに仰る奥さまや、本番前に、「イボイボエロおやじ役だから、このシャツのボタンはもっと外すかな…」と検討してるご主人に、「もう充分よ。そのボタンは一つだけ外して、あとはしていた方がせめて上品だから。」とたしなめてる奥さま。他の男声団員さんが奥さまの手を握って、コンサートの興奮を話していたら、「この人は入団したときから、うちの家内に惚れてるんだよ。でも、俺がいるからな!」と横で胸をはるご主人……。素敵なご夫妻ばっかりだー……と、改めて思いました。

 

数日前に、仲間と一緒にいたときドヂをして、ちょっとした怪我をしてしまった私。家に帰って事の次第を話すと、「たしか、朝出掛ける時に、今日は転ぶなよ、と言ったはずだよ。人に迷惑を掛ける生き方をしてはいけないっていつも言って……うんぬん、かんぬん。」とお説教をする二代目を、ほろ酔いの私は、「ふわーーい。ごめんなしゃーーい。」と、エセ反省の態度で聞いていました。素敵なご夫妻になるには……まだまだ道は険し、ってとこですか、ね。

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