超ベストセラー!と耳にすると、読みたい気持ち半分、読んでたまるか!な気持ち半分になります。とはいえ、結局気になって仕方ないんだ、ベストセラー本。なんちゃって反骨精神(っていうか、反骨精神への憧れ)に過ぎないから。
留学から日本に戻り、日本語に飢えていた私は、手当たり次第に本を読むようになりました。そのときに、(元々読書家だった)友人達からあきれたように言われたのは、「え?ノルウェイの森を読んでないの?」というコトバ。それは大変だ、と早速、真っ赤と真緑の表紙の本を購入しました。学生にとって、ハードカバー2冊は大変な出費。なのに、読後の思いは、「なに、これ」でした。ポカンと口を開けた状態(イメージです)で、手当たり次第に周囲の子たちに「ねぇ、ノルウェイの森、読んだ?」と聞くと、あったりまえじゃないという顔で「いいよね~」と言われるので、「私には何か欠けているのか」と、結局感想も何も口に出来ないまま、いつの間にかその本は、ウチの本棚から無くなっていました(私は読んだ本を並べておくのがとにかく好きなので、それはかなり珍しい現象)。
そして、昨日。ある偉大な音楽家のブログを読んでいたら、現在大騒ぎされている『1Q84』の流れから、『ノルウェイの森』について書いてありました。あぁ、偉大な人でも、ノルウェイの森を名作だと思わない人がいる、その事実に感激。そして、安心。あのときの「ノルウェイの森に感動できない焦り」を思い出して読む気になれずにいた『1Q84』を手に取ってみようかと思ったのでした。
留学から日本に戻り、日本語に飢えていた私は、手当たり次第に本を読むようになりました。そのときに、(元々読書家だった)友人達からあきれたように言われたのは、「え?ノルウェイの森を読んでないの?」というコトバ。それは大変だ、と早速、真っ赤と真緑の表紙の本を購入しました。学生にとって、ハードカバー2冊は大変な出費。なのに、読後の思いは、「なに、これ」でした。ポカンと口を開けた状態(イメージです)で、手当たり次第に周囲の子たちに「ねぇ、ノルウェイの森、読んだ?」と聞くと、あったりまえじゃないという顔で「いいよね~」と言われるので、「私には何か欠けているのか」と、結局感想も何も口に出来ないまま、いつの間にかその本は、ウチの本棚から無くなっていました(私は読んだ本を並べておくのがとにかく好きなので、それはかなり珍しい現象)。
そして、昨日。ある偉大な音楽家のブログを読んでいたら、現在大騒ぎされている『1Q84』の流れから、『ノルウェイの森』について書いてありました。あぁ、偉大な人でも、ノルウェイの森を名作だと思わない人がいる、その事実に感激。そして、安心。あのときの「ノルウェイの森に感動できない焦り」を思い出して読む気になれずにいた『1Q84』を手に取ってみようかと思ったのでした。
わたしも国文学科の学生でしたが、あまりに難解(と言うか、自分が幼かったのかもしれないけど)でちっともいい作品だと思わなかったー。その頃は「吉本ばなな」よく読んでたな~。
私はcamo先輩が、「私は将来、辞書を作る人間になるんだ」と言って国文学科に行ったのが、印象的。結局、細かい作業好きだったのが、今の活躍にも結びついてるんだね、きっと。
私も「ほぇ?そんで???」って感じだったな。
なんか“新しい感じ”だけは分かったけど。
読み方が浅くて申し訳ないけど、お父さんの仏壇の前で女の子が股を開いて見せてあげるシーンがあったことだけ強烈に覚えてる…。あったよね???
自分は絶対にやらないことでびっくりしたし、作者が男だからこんなシーン書くんだとか生意気な判断をした記憶が。
そんなシーンあったっけ?てか、そういう系の記述が結構多いよね?今度のもそうみたいだけど。自分は絶対にやらないことって……。そりゃ、そうでしょ!