結婚式の撮影の前の夜は、よくお腹が痛くなります(昨夜も夜中の3時半から5時までお腹痛くて眠れず、通販番組で夢のようなフライパンを買いそうになりました)。
何度場数を踏もうが、私にとってプレッシャーの大きな仕事のようです。
先日、初めての会場で、結婚式の撮影をしました。色々なプレッシャーを感じる、ちょっと厳しい現場で(私にとっては)、ガチガチに緊張していました。緊張のピークである式の途中、オルガニストの方が、耳慣れたメロディーを細く小さな音で弾いていました。それは、『やすかれわがこころよ』という讃美歌。『フィンランディア賛歌』として有名なメロディーです(讃美歌として使われた方が、どうやら後らしい)。
そのオルガンの音を聴きながら、すーっとチカラが抜けていくのを感じました。仕事中であったとはいえ、一瞬その音楽に意識が行くことによって冷静になり、逆に仕事に集中を持って行けた、といったような感覚。その後は、いつものようにある程度動くこともでき、まぁまぁの撮影が出来たと思います。
音楽はいっつも私を助けてくれるなぁ。
大人になるに従って、緊張屋になっちまってねぇ。でも相変わらず、無根拠の変な度胸はあるよ。