いま読んでいる本、『カシオペアの丘で』は、なんだかとても哀しい。読む度に(だからお風呂に入る度に)、ちょっとブルーになってしまうんだよなぁ。今後、あたたかいラストに向かっていくと信じて読んでいきましょうか。この物語でキーポイントになっていきそうなのが、古いメリーゴーランドです。
あれ?最近やけにメリーゴーランドに縁があるな。というのも、一番最近見た映画は、ミュージカル『回転木馬』。この時代のミュージカルにありがちな、「あー、はいはい。」というストーリーではあるけれども、踊りと歌のシーンは、とっても楽しい。CG無しの景色のねぼけた色や、何とも言えない古めいた振付、ちっともシンクロしてない群舞、そういった全てが、すごい好きです。やっぱり生まれた時代がちょっとズレてたのかもしれないな、わたし。
確か、ワシントンDCのミュージアム群の中にポツンとあったメリーゴーランドって『カルーセル』って呼んでいた気がする。何とも古ぼけていて、速度も遅くて(それにしても、ミュージカルの中の回転木馬はやけに速い。あれじゃ、私は酔うよ)、ひっそりしてて可愛かったな。
メリーゴーランド、回転木馬、カルーセル・・・同じものを表現してるのに、違う呼び名がそれぞれのイメージにぴったんこ。コトバって面白いな。
カルーセルという単語を聞いたことがあるな~と思って、ウィーンで何て呼ばれていたかを調べたかったのだけど…
あー。乗りたくなってきたなー。
これで何度目かだね。不思議。
やっと下巻に入りました。
小説はすべて図書館で借りているから、そういうわけじゃないなあ。ほんとに偶然重なってるんだよ。
多分、同じ作家の別の小説が最近ドラマ化されたから、仲間だし~って感じで平積みに出世してたんじゃない?
あれだね。男と女だったら、こういう偶然って、ちょっと運命感じちゃったりしちゃったりする点だよね。