気球に乗ってどこまでも

今週末、足利は花火ウィークエンド。様々な催し物が行われています。その一つが、渡良瀬川河川敷での『熱気球体験』。「チビッコ向けの企画なのだろう」と思っていました。

畑へ行っていたはずの義母が興奮気味に帰ってきました。「気球に乗ってきたの！」「はっ！！？？一人で！？」「うん。畑帰りだったから泥だらけで恥ずかしかったけど、今ならすぐ乗れるって言ってたからね！」……いやー、恥ずかしいのはその点なんだ～と思い、さすがは、ウルトラ・スーパー行動派の義母だ、と感心していました（ちょっと誘って欲しかったけど、明け方に出掛けていく義母が私を起こさなかったのもまぁ、仕方ない）。

よくよく聞いてみたら、以前車椅子の義父を連れて熱気球を見に行ったことがあり、そのとき「おとうさんが一度乗ってみたいなーって言ったのよね。だから、おとうさんの写真を持って、乗ってきたの」。


そーだったのかぁ……。


今朝も「桐生の骨董市に行ってきます！」と朝早くに出掛けていった義母。目的は「おとうさんにお経をあげるとき用の、いい音がする木魚を見付けたい」とのこと（義父は、熱心な仏教研究者でした）。「おとうさん、おとうさん」だったお義母さんは、今でも「おとうさん、おとうさん」な毎日を送っています。


この夏、義父の新盆を迎えます。久しぶりに帰ってくるね、おとうさん！