若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

義父の七回忌

2015-03-27 15:35:15 | 忘備録

水曜日は義父の七回忌でした。最後のあいさつで二代目が

「よく『早いですね、もう6年ですか』と言われますが、とても長かったです。」

って言ってたけど、ホントそう思う。6年間色々あったし、色々つまずいたし、乗り越えた。「おとーさんが居てくれたらなぁ……。おとーさんと二代目と影の二代目(義姉)の3本柱だったら、どんなに魅力的な写真館になっていただろう」って夢のように考えてしまう時もあったし。

 

でも何はともあれ七回忌。義父が仕事でいつもお世話になっていた地元の駅前ホテルでお清めの席をもちましたが、「松本さんの七回忌ですから」と、お料理がオーダーよりも相当豪華になって出てきて、ありがたいやら申し訳ないやら。業者という立場だけれど、お客様であるホテルの方が「もう6年、ですか……」と寂しそうにしてくださるのは、本当にありがたく、義父の人柄の良さがなせる業だよなぁ。ほんっと、いい人だったんだなぁ……と改めて思い知った一日でした。

 

義父を「滋ちゃん」と呼ぶいとこの方々や、「滋おじちゃんがお風呂屋さんに連れて行ってくれてねー」と話す甥っ子さんなどの話を聞きながら、法事ってちょっと大変って思っちゃうけど、すっごく意味のある時間なんだよなー、と改めて思いました。

 

で、お腹パンパンになっちゃったから、夕飯はこんな感じで。「尚美ちゃんは相変わらずお料理が苦手みたいですねぇ……」と苦笑いしているであろう義父のことを思い出しつつ。

 

こんな嫁なのに、本当にかわいがってもらいました。おとーさんの嫁として恥ずかしくないように、ちゃんと、生きよう。