若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

写真展、終了!

2012-05-14 01:09:03 | マツモト写真

いま、ご芳名帳をエクセルに打ち込んでみたら、244名でした。これに、足利のコンサートご来場のお客様、上野のコンサートご来場のお客様と足したら・・・およそ400名近い方がご覧になったことになります。個展としてこれがどんな数字なのか、正直分からないけれど、個人的には何か、「凄いぞ。」という気がしてます。「尚美ちゃん、ココに住んでるみたい。」と言われてしまったほど写真展会場に居たので(笑)、この2週間で200名近い方々とお話ししたっていうことで、それだけで結構、凄いなって気もしてて。本当に感謝の気持ちでいっぱい。

 

で。個人的な写真展の感想文。

 

「たっくんって、こういう事考えてる人なんだって分かったよ。」と仰った方が数名。「(写真を見て)実はとても優しい方なんだな、と思いました。」と仰った方も。他にも、彼の作風から、彼の人となりを想像したり、確信(?)したりする方々も。

 

逆に私は、私には分からない『たっくん』を見せられた気がして、嬉しいやら、ちょっと複雑やら、な気持ちもありました。それは、大好きな先生方の音楽会の後、ロビーで実物にお会いしたときに、何ともいえなく感じる寂しさのようなものと似ていて。作品を創っているときは、私も好き勝手にあーだこーだ言ったりして、そんな風に感じなかったんだけどな。

 

でも、多分そんな距離をある程度保っていることは、大切なことなのでしょう。何かを創り上げる人(この際敢えてこのコトバを使いますが、芸術家やアーティスト)は、究極的には一人であるべきなんだろうな、と。

 

ただ、それと同時に、この244名の方々や、写真展に尽力してくれた方々や、モチロン奥さんである私!の存在だってあるからこその、写真家・松本拓也な訳で、その孤独と孤独じゃない部分とのバランスがとてもイイ感じの写真展であったのかな、とそんな風に思っています。

 

これからも楽しみだなー。次は何をしてくれるんでしょうねー。立ち止まらないように、皆さんで見守って(尻を叩いて)いきましょうねー。とりあえず、今日の夕方仕事から帰ってくるなり眠ってしまって、何度起こしても起きない二代目を横目に、そんなことを考えているのであります。

 

この写真展に関わって下さったすべての皆様、本当にありがとうございました。そして、二代目、「よく頑張りました!お疲れ!」。