雀さんの長屋です。4カップル用です。
今日は大工仕事をしました。2棟完成しました。
ベランダの最上部の横棟木に取り付けました。
外向きに1長屋、内向きに1長屋。
さて、いつになるでしょうか。人間の好意を受け入れてくれるのは。
巣を作ってくれるでしょうか。子育てをしてくれるでしょうか。
雀さんの長屋です。4カップル用です。
今日は大工仕事をしました。2棟完成しました。
ベランダの最上部の横棟木に取り付けました。
外向きに1長屋、内向きに1長屋。
さて、いつになるでしょうか。人間の好意を受け入れてくれるのは。
巣を作ってくれるでしょうか。子育てをしてくれるでしょうか。
あのね、どうしておんなの人を思ったら、罪悪なんだろうかね。
一人のおんなの人以外を思うと、それは一夫一婦制に反するからだろうかね。
僕は、こんな高齢になってからでも、うつくしいおんなの人を思っているから、罪が深いよ。
誰ということではない。特定の人ではない。行動に出るわけでもない。思っているだけだ。
春の雲のようにやさしいやわらかいおんなの人を思っている。地上にそんな人がいるわけがないけど、一人静かにおんなの人を思ってしばらくこころ慰められている。
☆
さぶろうの日記にはそんなことが書いてある。日記は誰も読みに来ないので、そこに書き付けている。
さぶろうは、しかし、日記にそんなことを書くだけでも罪深いはずである。
6
それからは?
炬燵の中に坐って、そこから外を眺めている。
雀を見ている。いつものようにワクワクしながら。
部屋に戻る前に、餌場にチャモの餌を撒いてきたから。
食べてくれるかなあと思って。
ふふ、これでワクワク出来るんだから。安上がりな老爺だよね。
5
そこでお終いにした。
家の中に戻って来た、一人でお昼を食べた。
スーパーで買って来ていた出来合のを。焼き蕎麦を。
喉に詰まらないようにゆっくりゆっくり。
ちょっと塩辛かったので、水をゴクリゴクリ。
食後に、モンキーバナナを一本。
ネーブル蜜柑も四分の一。
4
それから?
さんさんと光が降り注ぐ小径に出て、生えている雑草の草毟りをした。
座り椅子に座りながらちょこちょこちょこ。
ときどき、雑草さんに悪いなと思うことがある。
せっかく生えて来て、小さな花を着けているのに。
3
それから?
植え残していたトマト苗2株を、畑の一隅に植え付けた。
施肥をして、支柱を立てた。
水撒きは夕方にする。
植え付け時期がちょっと早いかなあとも思うが、こころみに。
2
で、何をした?
生姜の種芋を植え付けた。ちょっとだけ。
日当たりのいいところに置いているやや深めの広いプランターに。
土作りをした後で。
生姜は、僕には、なかなか手強い。うまく発芽をしてくれなかった。
1
外へ出てた。
ああ、いい気持ちだった。
日当たりの中にいるだけで、ゆっくりした気分になれたみたい。
空もいい。うっすら青い青空が広がっている。
12
ともかくもこの一月前後で、餌付けができる段階までは進んだようだ。
視界の一角で、雀さんたちがチュンチュンチュンチュンと鳴いている。嬉しそうに鳴いている。それを聞いている耳が、ワクワクしている。
ふふ、何度も顔見せをして、見知って貰って、相互に親しみの度合いをましてもみたいが、境界線逸脱になる恐れがある。
11
雀さんたちはこの老人を楽しませてあげようなんて素振りはない。そんな人間っぽい傲慢な態度は見せない。
こちらが勝手に楽しませてもらっているだけである。
お腹も小さいのだろう、食べる量も少ない。すぐに餌場から飛び去って行く。