物づくり日本の牙城が揺らいでいる。高品質を武器に世界の市場を凌駕した物づくり日本を代表する大企業の不正やデータ改ざんが相次いで発覚した。日産の検査体制、続いて神戸製鋼や、更に三菱マテリアルもデータの改ざんが見つかり物づくり日本の信頼を損ない、国際的に信頼を大きく失墜した。
一方物づくり日本にとって代わって最近の中国のものづくりの躍進は凄ましいものがある。パソコンや携帯電話などの精密機械は最近中国製が世界の市場を制しつつあり、先般世界に先駆けて自動車の脱ガソリン化に取り組み、EV化への覇権をかけてアクセルを踏みだした。習主席は「製造強国の建設と先進的製造業の発展を加速させる」と物づくり大国をめざしている。中国は二〇〇九年に自動車販売台数で世界首位に立ち、自動車大国になった。その自動車大国の中国が、ガソリン車は長い歴史を持つ欧米には技術的に叶わない。これから技術的に開発競争が始まるEV化は環境問題としても世界的に産業の中核になるとみてEV化の世界覇権を握る事が眼中にあるものと思う。更に金融の面でも中国はキャシュレス化が進み、アメリカのカードの利用率34.4、イギリスの46.5を凌いで55.5と世界のトップとなっている。 最近中国へ出張したある友人は現金での買い物は殆ど出来なくて現金で買い物しているのは外国からの旅行者だけだったと嘆いていた。それほどまでにキャシュレス化が進んでいる中国は金融面でも世界を凌駕して行くのでは無いか。
スマートホンが急速に普及し、インターネット通販が急拡大し、その取引量は我が国の国家予算の約半分に当たる60兆と言われ凄ましい勢いで伸びている。今や中国の施策は産業構造の転換を確実に進め、成長の底上げを目指して着々と進めている事が見えてくる。
中国は12億と言う膨大な人口を背景にやる事がすべて桁違いのスケールである。
日本はこうした中国の動きに対してアメリカ一辺倒から冷ややかな視点で対応するのでは無く、もっと中国の施策に食い込んで行かなければならないと思う次第である
一方物づくり日本にとって代わって最近の中国のものづくりの躍進は凄ましいものがある。パソコンや携帯電話などの精密機械は最近中国製が世界の市場を制しつつあり、先般世界に先駆けて自動車の脱ガソリン化に取り組み、EV化への覇権をかけてアクセルを踏みだした。習主席は「製造強国の建設と先進的製造業の発展を加速させる」と物づくり大国をめざしている。中国は二〇〇九年に自動車販売台数で世界首位に立ち、自動車大国になった。その自動車大国の中国が、ガソリン車は長い歴史を持つ欧米には技術的に叶わない。これから技術的に開発競争が始まるEV化は環境問題としても世界的に産業の中核になるとみてEV化の世界覇権を握る事が眼中にあるものと思う。更に金融の面でも中国はキャシュレス化が進み、アメリカのカードの利用率34.4、イギリスの46.5を凌いで55.5と世界のトップとなっている。 最近中国へ出張したある友人は現金での買い物は殆ど出来なくて現金で買い物しているのは外国からの旅行者だけだったと嘆いていた。それほどまでにキャシュレス化が進んでいる中国は金融面でも世界を凌駕して行くのでは無いか。
スマートホンが急速に普及し、インターネット通販が急拡大し、その取引量は我が国の国家予算の約半分に当たる60兆と言われ凄ましい勢いで伸びている。今や中国の施策は産業構造の転換を確実に進め、成長の底上げを目指して着々と進めている事が見えてくる。
中国は12億と言う膨大な人口を背景にやる事がすべて桁違いのスケールである。
日本はこうした中国の動きに対してアメリカ一辺倒から冷ややかな視点で対応するのでは無く、もっと中国の施策に食い込んで行かなければならないと思う次第である