気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

嘘をつく政治家

2014-02-10 14:17:50 | Weblog
著名人の失言が問題となるニュースが多い昨今ですが、平気で嘘をつきなんら責任をとらない政治家が多く見られ大きな憤りを感じている。一国の政(まつりごと)を司る政治家が口から出任せに平気で嘘をついたり、出来もしない事をやりますと言うのは大きな問題である。以下にその嘘をついたり、出来もしない事をやると言った例をあげるが嘘をついたり、やると言ったことが実現出来ていない政治家がその後嘘をついた事に対して責任をとった事は聞いた事が無い。
以下にその例をあげる。
その一
 1987年中曽根康弘が総理大臣の時、「すべての取引に投網をかける様な大型間接 税は一切導入いたしません。」と退任間近に断言したが、中曽根内閣の後任の竹下内 閣ですべての取引に税をかける消費税を導入した。
その二
 2004年小泉内閣の厚生労働大臣だった坂口力は年金制度の改革の国会答弁で「百 年安心の年金制度だ」と答弁した。しかしその年金制度は間もなく破綻し、いまだに 安定した年金制度は確立されていない。
その三
 小泉内閣で国土交通大臣をしていた扇千景は九州の川内ダムの建設継続か否かのイン タビューで「もしダムを建設しないでその為に災害が発生したら責任をとらなければ ならないから」とダムの建設を継続する意向を表明した。しかしその後川内川流域で 異常豪雨があり、かなりの被害が発生した。その時扇千景は政界から引退していたが 責任をとったと言う話を聞いた事は無い。
その四
 昨年(2013年)ブエイノスアイレスで開催された第125次IOC総会で202 0年のオリンピック開催地の審議が 行われていたが、候補地のプレゼンテイション で安部首相は福島原子力発電所事故に関連して、汚染水が海 に流出しているのでは ないかとの質問に「汚染水は完全にコントロールされている」と答弁したが、その後 汚染水のタンクが度々破損し、汚染水の流失が続いている。
以上気づいた政治家が嘘をついた事例を挙げたが、これから政治家が如何にも自信ありげに「○○をやります」とか「責任をとります」と言った時は「○○はやりません」「責任はとりません」と受け取った方が良い。情けない限りだが現実は以上の通りだ。