気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

大阪の底力

2010-09-02 10:18:06 | Weblog
暑い夏であるが、関西県内を自由に使える切符(3dayチケット)を使って大阪市内で開発中の大型プロジェクトを見て廻った。
関西特に大阪は東京に比べて元気が無いと言われて久しいが今回見て廻った大型プロジェクトを見る限り大阪の元気さに驚くと共に大阪の逞しいエネルギーに希望が沸いて来た。大阪で進行中の大型プロジェクトは大きく分けて四カ所、最もスケールの大きいのは都心に残された西日本最後の一等地とされる大阪駅北ヤードを含む大阪駅周辺の開発だ。
大阪駅の様子がすっかり変わってしまう様な規模の大きい工事に二千十一年完成の暁にはどんな街に変貌するのだろうと胸が躍る。西梅田の開発は既に終わっているが、大阪駅を中心とした、これら一連の開発工事は大阪の将来にきっと大きなインパクトをもたらすに違いない。新しくオープンする百貨店は「JR伊勢丹三越」、大阪駅南には大丸の増床、阪急の建て替え等百貨店のラッシュが続く。次に訪れたのは、先日オープンした上本町六丁目の「ユフラ」。上本町と言えば都心に位置しながら、何故か田舎風なださい街と言う印象があったが、この度完成した商業施設「ユフラ」は難波から移設した「新歌舞伎座」があり、新しい集客拠点としての街として華が感じられる街に変わっていた。オープン当初と言う事もあるが凄い人の流れに驚く。次に同じ近鉄が天王寺で建設する、「阿部野橋ターミナルビル」高さ三百メートル五十九階の日本一高い超高層ビルの建設現場を尋ねた。
工事は基礎工事の段階でクレーンが立ち並んでビルの全容はまだまだ見えないがここに日本一高いビルが建つと思うと胸がぞくぞくしてくる。「阿部野橋ターミナルビル」の西向かいにはこれまた巨大なビルが建設中であり、阿倍野界隈の新しい街づくりが大きく息づいている様が伝わってくる。
大阪にはまだまだ中之島や難波など新しい街づくりに取り組んでいる処が沢山ある。
中之島周辺の景観、そしてかって天下の台所と言われた歴史の跡など誇るべき史跡が沢山ある。大阪の元気!は日本の元気!最近やや意気消沈気味な日本を元気にするためには大阪から元気印を発信しようではないか。大阪の大型プロジェクトを見て廻ってそう感じた次第である。