病院が好き その3

2013-09-09 | リハビリ
カテーテルのノウハウが、わかってきました。聞いただけではダメで、やらなきゃわからないですね。おかげさまで、トイレを気にせず出かけられます。

皆さんも経験されているか、これから経験される病院のリハビリですが、きつくてキライどころではない思いをします。それでもコツコツとやらないと、「転院」「退院」を言われます。ベッドからの車椅子への移乗、トイレで車椅子から便座への移乗、平行棒での起立訓練、ブレーキつき歩行器での歩行訓練ですね。オマケで車椅子で「正直散歩」もです。初めての街でしたので、自走式車椅子で道に迷ってしまってパリオや、ブックオフにいきついたりしました。

全部患者一人でやります。

「ナキ」を入れても、理由を説明されて即「却下」です。PTはマッサージ、ストレッチはしてくれますが、それ以外は「見守り」しかしません。できないからといって、「手伝って」くれません。倒れたりなんかしたら、パフォーマンスぐらいにしか思われませんし、「自主トレの黙認」もなくなります。5・4病棟で倒れたのは、PTの指示で「回れ右」をしたとき一回だけです。

片松葉の人がいました。ほとんど必要がないようでしたが、「先生見て」としつこく言っていました。ある日の夜、消灯のとき見回りの看護師が廊下で大きな声で、「この松葉杖は誰の?」と言いました。廊下の平行棒のところに、忘れていったようです。アルミの松葉杖は、その人一人だけでした。みんなは、ロフストランドクラッチを使っていました。

2・3日したら、見かけなくなりました。

病院のリハビリは、病院を信じて、「普通の社会人」でいれば、うまくいくような気がします。残念な事は、「障害者扱い」はまったくありません。なんでも「一人でやれ」といわれます。最初からだったんで、言われているうちに、なれちゃいました(笑)。

色々な障害者の会の紹介や、障害者のアスリートを勧められたりしません。仕方がないので、昔からのバイククラブ員と合同ツーリングをしてきます。
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