昔の話 その2

2024-08-17 | リハビリ
何もわからない時に、施設に預けられます。お父さんお母さんのことが、わかるのはずうっと後です。

だんだん、他人を当てにしてはいけないことが、わかってきます。ふてくされて悪いことをすると、世間から相手にされなくなるのも、わかってきます。学校は中学校までです。

友人は、北極海で操業する船に乗りました。借金のカタにではなく(笑)、給料がいいので、欲に駆られて船に乗りました。中卒の新米がやる作業は、力仕事です。一回だけ操業中に、北極の海に引きづりこまれそうになったそうです。

一回限りで船に乗るのを、やめたそうです。

それ以上のことも知っていますが、事件だのボランティアなんて言ってる人には、理解できないと思います。

お父さん・お母さん・兄弟なんかと過ごしていて、事故にあって体が麻痺してしまったら、死にたいと思うんでしょうね。

私は身動きができなかったので、寝たきりを覚悟しました。絶望している暇なんてないです。施設行きを、覚悟しました。やることがいっぱいです。

そのころベッドで、主任にお話をしたら、振り向いて肩を震わせました。

やっとわかってきました。

車イスのタレントになりたい、もうなっているけれど、変だと思っていました。自分に都合のいい情報だけを発信して、自分が車いすの大女王様だといいたいんだと思います。

クラウンを売って、バックドアから乗り降りする車両を買うと、行動範囲は広がるよ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昔の話 | トップ | 電動ウインチ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

リハビリ」カテゴリの最新記事