今日は大学病院

2012-06-14 | リハビリ
事故でセキソンになると、病院は選べないと思います。搬送された病院での、手術、治療に問題はないと思います。問題があったときは、死んでいます。リハビリのほうに、問題があるのかなと思います。

県立病院には、外来のリハビリと回復期リハビリ病棟がありました。雰囲気は、患者も医療従事者も、真剣まじめです。医療従事者がまじめで真剣なのは当たり前ですが、患者の中でもごく少数ですが、不真面目な人たちは浮いていました。またレベルの低い人が、チョッと見ると「暗く落ち込んでいる」ように見えるのかなと思います。

家庭を背負っている主婦の方には、「やる気」で完全に負けましたが、若い方たちには「回復」で負けました。そういう世界でした。時間つぶしなど、している場合ではありませんでした。ほとんどの方が、自主的に「歩行訓練」をしていました。

こんな風に書くとビビルかもしれませんが、心配いりません。死ぬ思いをするのは2・3分ですし、回数が増えて慣れてくると、大変さも減っていきます。また病棟では、リハビリ以外のことを考える余裕は、ありませんでした。ホット一息ついたのは退院の日(日曜日)に、病棟のシャワーを使ったときでした。

県立病院から小松空港へ行くために、病院を出た瞬間から「これは大変だ」と実感しました。労災を受診して「気合」を入れていただきましたが、自宅では少しずつゆるいほうへ流れていったと思います。家族や自分の甘えとかではなく、さっぱり体が動かなかったせいだと、勝手に思っています(笑)。

いろいろな考えでいろいろな事をしている方たちには、大変失礼だと思いますが、セキソンのリハビリは「病院が一番」だと思っています。

立って歩けますし、期間も結果的に短いと思います。延べ時間にしたら、天文学的数字の時間ですけれど(笑)、金に換算したら、大もうけしたと思いました。
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