悪用禁止 その３ ユーチューブ

次の日は同じように足を引きずりますが、同じことばっかりでは先に進みません。一回引きずったら、「振り出し」をして片足ずつ前へ送り出します。回数と距離は前日とおんなじです。やったからといってすぐに、スタスタ歩けるわけではありません。気がもめますが「諦め」て、汗を拭いて着替えてベッドで休みます。

社長とクライアントが、トレーニングを終えて車で帰ろうとしたとき、車の中で爆睡したそうです。アスリート顔負けのトレーニングだそうなので、無理もありません。かいた汗や着替えなんてどうしたんですかね。

脊髄損傷のリハビリをする場合、体をふくタオル数枚、着替えなどを用意してやります。病棟ですと、マイベッドがあるので便利です。

脊髄損傷専門の施設でしたら、「仮眠室」「シャワールーム」は普通に必要になると思います。ウンチも漏れるYO。

二日目あたりから時間がもったいなく思ってくるので、空いている平行棒で起立訓練、ストレッチなどを軽くやっておきます。

三日目あたりからは、歩行訓練も自主トレとして始めます。自主トレ禁止ですが、患者一人では禁止ということなので妻に付き添わせました。ホントは、看護師・ヘルパーの付き添いが必要ですが、おおらかに拡大解釈をしました。

偶然ジムのユーチューブを見ました。立って歩くまで、五千年かかるね。