バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

型にはまった絵

2007-01-13 15:33:28 | Weblog
昨日の水彩画教室は技法のお勉強。
日本のエーゲ海といわれる牛窓の写真をもとにして、
先生が線描きの段階までして、それを印刷して下さったものに着色していくというもの。つまりはぬりえ状態です。
一応出来上がったものをアップしてみます。
まず、一番遠い空から塗っていき、次に遠くの島から順に
手前の海まで、次第に色が濃くなっていくように彩色していきます。
色もほとんど先生が言われるような色にして、大体同じような方法で
描いていくんですけど・・・
なんか出来上がったものをみると、皆さんそれぞれに少しずつ違っていて
各自の特徴が表れてくるからオモシロイ!
これがいわゆる個性というものなんでしょうね。

今回の先生の指導のねらいは「遠近感の出し方」だろうと、
私、勝手に理解してるんですけど、
まあ、つまりは遠くにあるものは淡くぼんやりと、近くのものほど濃くはっきりと
描いていくということなのでしょう。
これはどんな絵にも共通するもので、私も、俳画を指導する時に
たびたび生徒さん達に説明していることなんですけど・・・

先生の説明通りに描き進めていくのって、私はちょっと苦手です。
出来上がった絵もイキイキ感がないというか、ちょっと型にはまった感じというか・・・
先生としては、まあ、こんな感じに描いていくのが基本的な技法ですよ・・・
という説明をされているんだと思うので、今後はそういうことを念頭に置いて
描いていけばいいのでしょう。
そして基本は忘れずに、しかも自分なりの描きぶりができたら、
もう最高なんですけどネ。

コメント (2)
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