バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

近江路の旅

2006-10-16 20:09:24 | Weblog
14、15日と家族で秋の近江路をドライブ旅行してきました。
訪れたのは近江八幡、主な目的は水郷めぐりと八幡堀散策。
都合で昼過ぎに出発して、近江八幡に到着したのは午後3時過ぎでした。

八幡堀でスケッチしている男性が一人おられましたけど、
私はスケッチする時間もなく、とにかくデジカメにはおさめておきました。
前から八幡堀は一度描いてみたかったところでしたので、
また写真を頼りにいつか描くつもり。
夕方の町並みのそぞろ歩き、なかなか趣がありました。
その後、長命寺方面にある休暇村へ・・・そう私たちの宿泊所となるところ。

途中、琵琶湖に沈む真っ赤な夕日に遭遇し、
その美しさに、私ったら、なぜかウルウルしそうになりました。
別に悲しいとか寂しいとかじゃないんですけどね。
湖面に映る夕陽の素晴らしさって、なんか筆舌に尽くしがたいものがあって、
なぜか涙が出そうになってしまったのです。って、おかしいですか?

夕食は近江牛会席で、軟らかい近江牛を堪能させてもらいました。
近江八幡休暇村は琵琶湖に面していて、すぐそばが砂浜。
すごくいいロケーションで最高でした。

2日目はいよいよ水郷めぐり。朝9時出発の70分コース。
6人乗りの手こぎ舟で、船頭さんの見事な櫓さばきに身を任せて、
揺りかごに揺られているような心地よさ。
群生した葦を左右に見ながら、細い水路を進んで行く。
その長閑さっていったら、またまた筆舌に尽くしがたし!
この世の極楽って、このことじゃないでしょうか・・・
あぁ~、こんな素敵な時間が過ごせるなんて、
ホント幸せこの上ないって感じでしたわ。
まだこんな素晴らしい自然が残っているなんて、
日本もそう捨てたもんじゃないですねぇ。

その後ロープウェーで八幡山へ。山頂にある村雲御所瑞龍寺を見学。
さきほどの水郷地帯や近江八幡の町が眼下にくっきりと望めました。
そして最後は美味しいお蕎麦の昼食で、この旅行を終わりました。

ラッキーにも、二日とも最高の秋晴れに恵まれ、
情緒豊かな近江の町を心ゆくまで堪能できる旅となりました。

旅の途中、満開のコスモス畑を見つけて、わぁ~、わぁ~歓声を上げていたら、
「あげようか~?」って、鎌を片手に声をかけてくれたその畑のおばさん。
また、色々な話をしながら、巧みに櫓を操ってくれた水郷めぐりのおじさん。
おばさんには近江人の人情を、おじさんには近江の歴史への誇りのようなものを
感じた旅でもありました。
この旅行、きっと今年の秋最大の素敵な想い出となることでしょう!

八幡堀の写真をUpしときます。
コメント
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