徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ボブ・ディラン

2005-11-24 12:29:08 | その他
 マーティン・スコセッシ監督が、ボブ・ディランの半生を描いたドキュメンタリー映画「ノー・ディレクション・ホーム」がNHKのBSハイビジョンで放映された。
 ちょうど私が高校から大学に入った頃がボブ・ディランの最盛期だったと思うが、今となれば彼の代表作といえる“ライク・ア・ローリングストーン”も当時は賛否両論、評価が分かれていたことを思い出す。それまでのフォークソングのアコースティックなサウンドが好きだった私も最初はこの、いわゆるフォークロックが好きになれなかった。仲間だったジョーン・バエズやピート・シーガーらと次第に離れていく様子がこの映画にも描かれている。
 しかしあれから40年経った今日、この曲が妙に懐かしい。映画からこの曲のイントロが流れてきた時、思わず涙ぐみそうになった。この映画のタイトル「ノー・ディレクション・ホーム」もこの歌の一節だが、思えば、彼自身も当時はノー・ディレクションだったに違いない。
 吉田拓郎や桑田佳祐らを始めとして、ディランの影響を受けた日本のアーティストは数多いことをあらためて思い起こした。



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