徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

波瑠-角田光代-平山秀幸-多部未華子

2015-10-21 19:11:09 | 映画
 朝ドラ「あさが来た」のヒロインに抜擢され、今、最も注目されている女優かも知れない波瑠。その波瑠のデビュー作が2006年のドラマ「対岸の彼女」。セリフのないワンシーンだけのデビューだった。
 「対岸の彼女」というのは角田光代が2004年の下半期に直木賞をとった小説。角田光代は、2008年に本屋大賞をとった「八日目の蝉」など多くの文学賞を受賞しているが、僕が一番好きな作品がこの「対岸の彼女」。
 この「対岸の彼女」を2006年にTVムービー化したのが平山秀幸監督。僕は2008年に平山監督の映画「信さん 炭坑町のセレナーデ」の万田坑ロケにエキストラで参加し、撮影合間には監督とお話しすることもできた。ちょうどその頃から、「しゃべれども しゃべれども(2007年)」「やじきた道中 てれすこ(2007年)」「信さん・炭坑町のセレナーデ(2010年)」「必死剣 鳥刺し(2010年)」「太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-(2011年)」などの監督作品が立て続けに公開された。来年は久しぶりに「エヴェレスト 神々の山嶺」の公開が予定されており楽しみだ。
 さて、話を戻すと「対岸の彼女」で主演したのが多部未華子。その妹役だったのが波瑠。不良っぽい少女役で、多部未華子演じる姉から「目つきの悪いブス」呼ばわりされていたと思う。
 話題が、現在の朝ドラヒロインから、2009年の朝ドラヒロインの多部未華子につながったところで「お後がよろしいようで」。
※写真は「対岸の彼女」に出演した時の波瑠