北岡神社・祇園祭の神幸行列を見に行った。神社そのものは千年以上の歴史があるので、神幸行列も相当古くからやっているのだろうと思っていたが、なんと昨年、57年ぶりに復活したのだという。昭和前期までこの祇園祭は今では考えられないくらい盛大で境内や神幸行列の沿道は人で溢れかえったという。もともと京都の八坂神社を起源とする北岡神社。明治維新までは祇園宮とか祇園社と呼んでいたという。明治新政府の神仏分離令が出てから北岡神社と名を変えたらしい。なぜ北岡神社かというと、かつて国府があった二本木から北の方角にある岡を北岡と呼んでいたそうで、後にそこに遷宮したから北岡神社というわけだ。
最近、町興しということでさかんに各地で新しい祭りが創られているが、祇園祭のような歴史のある祭りを復興させるのもとても意義深いことだと思う。そんな歴史を知った後に、神幸行列に参加したザ・わらべやこわらべたちの叩く「コンチキチン」の鉦の音と「ヨイヤナ~」という掛け声の囃子を聞いていると、いかにも「京都ッ!」という雰囲気を感じさせる。
最近、町興しということでさかんに各地で新しい祭りが創られているが、祇園祭のような歴史のある祭りを復興させるのもとても意義深いことだと思う。そんな歴史を知った後に、神幸行列に参加したザ・わらべやこわらべたちの叩く「コンチキチン」の鉦の音と「ヨイヤナ~」という掛け声の囃子を聞いていると、いかにも「京都ッ!」という雰囲気を感じさせる。