京都の友人
知り合って16,7年たつのかな~
いつもセワセワ忙しく
そのせわしさに時々腹をたて
なんどか喧嘩、絶交もたしか言い渡したことも・・・
ところが腹をたてながらもまたまた彼女のペースに巻き込まれ
しらにあいだに仲直り・・・
2年前彼女の父が亡くなり
一人娘の彼女は高齢の母を看るため京都で過ごす時間が多くなっていった
「淋しいよ早く帰っておいでよ~」・・時々電話
買い物好きな彼女は「スーパーで美味しい物見つけたから送るね」
送られて来た物の製造元を見たら那須
「京都に住んでいるのになんで那須の物を送るてくるのよ~」
なんてあきれて電話をかけたこともあった
そんな彼女と今はご近所さん
「ねえ~こいうのって腐れ縁ていうのかしらね~」
そんな彼女が健康診断で引っかかり再検査
肝臓に問題ありとかで「しばらく薬を飲んで様子をみましょう」
ところが「更に詳しい再再検査をしますか」
元気に手を上げ「はあ~い」
「検査の承諾書4,5枚あるのよ書き込むのめんどくさくて~」
「検査で肝臓から血が出て稀に止まらなくなることあるから1泊とまるんだって」
「ばかね、なんで様子も見ずに再再検査なんてするのよ」
「もう1件医者に行っといでよ~」
私のアドバイスも聞かず・・・
入院当日気になって病院へ行ってみると
寝間着姿でウロウロ
「検査終わったの?」
「検査止めたからもういつ帰ってもいいの」
「どういうこと?」
「手術台の上に寝て先生や看護婦さんに囲まれたら、すごーく怖くなって
今までかかったお金全部払うから検査キャンセルしてくださいっていっちゃったの」
「ばかじゃない~」
「深く考えなかったこと反省している」
涙を拭きながら「ここの先生ってすご~く優しいのそれでは治療をして様子を見てからにしましょう、
イヤな顔ひとつしないのよ、ね~ね優しいでしょ~」
「あ~あほくさ~優しくったて、良心的じゃないわよ~」
「でも病院てクラーきいてて、ベットで寝てると快適、それにお昼御飯も美味しかった」
「心配かけてゴメンね、今晩ご飯ご馳走するから」
「さ~かえろ」・・・だってさ
この腐れ縁これからもず~と続きそうな予感?