野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

マキストーブ

2010-12-08 22:02:54 | 花藍
日が落ちたらグ~ンと冷え込んで
12月らしい外気に
今年初めてマキストーブに火を入れた
そのままいっものように近くの温泉へ行って・・・

家に入ると中はホンワリ暖かい
しばらくすると床も暖まって
素足で過ごしていても寒さは感じない

夕食が終わる頃にはコタツのスイッチも切って
上着も脱いで

心地よい暖かさに包まれる・・・その上光熱費はタダ

地元の知り合いで
お風呂はマキで焚いているという家が何軒かあったけど

でもここ数年で釜が壊れたのをきっかけに
灯油やガスに替えた

そこでマキが必要なくなったからと
昨年は2軒の家からたくさんのマキ用の木を頂いた

マキを作るのは重労働
だから高齢化という問題もおおいに関係しているとは思うけど・・・

それでもいっも思うこと
林の中は倒木で荒れて
風で折れた枝も散乱・・・マキの時代にはこんなことはなかっただろうな
エネルギーが朽ちていく・・・あ~もったいない

マキを作る労働は確かに大変だけれど
でも人は便利を求めた代償もやっぱりなにがしかの労働で支払っている

マキストーブの季節がやってくると
ワンコのご飯も野草茶もマキストーブを使って
ガス代の何割かはカットされることとなる

それに電気、ガス、灯油でとる暖は後から回ってくる請求書が心配

ところがマキの暖ではその心配は私にはなし
労働という請求書が家人のところには回ってくるけどね

いいことづくめのマキストーブだけど
心が痛むことも

マキストーブに火が入ると
前に座ってジート火を眺めていた
クロベイの姿をもう見ることができない・・・・