この社長は 業務拡大路線を右腕となった奴と共に推進していた。この企業が、デッカイ企業に化けるのは時間の問題と言われ、地元ではあの企業は本社を東京に移転するのではないかとも噂されていた
たが 突然 社長は、新しい企業は従来の建築土木業界の大手と共に、ジブや香奈ファイナンシャルなどの投資グループと共に起こし、そこに日本全国ないし世界との交渉、協力関係を任せる事にした
この企業とは連絡・協力関係は取るものの、今までの地元重視の姿勢を貫く 田舎の会社として進んでいく事にした
親父さんは
それでいいのか、君は新しい会社に行かなくてもいいのか ジブには頼むので、新しい会社の社長には絶対なれるよ、本当にいいのか
とクドイ程 念を押した。いや私は今の会社に残ります、今までの路線を一緒に進めた彼も残ると言ってます。若い、これから頑張るぞと云った奴らを新しい会社に送り込みます
親父さんは
有難う、これからも頼むよ、ワシは大きくなるよりも地元で頑張ってもらう方が実は大変ありがたい、先祖伝来の会社だけに地元に密着して欲しいのは山々なんだが、企業として大きくなるのを君が選ぶと思っていたよ。
と言った。