のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1281

2017-10-01 00:36:47 | 新しい子猫たち 

 


親父さんとその奥さん、娘婿の社長と奥さん、そして孫たち が先祖伝来のお墓参り、寺の本堂で読経してもらった。


 


親父さんの奥さんの実家のお墓にも帰りにみんなでお参りした


 


一泊して翌日には、グループ企業の幹部たちを呼んで懇親会の予定


 


ゆっくりとみんなと飯食いながら、家族も紹介して懇談の予定だった


 


経営の前線から、親父さんは身を引いた。会長とか相談役にも残らなかった。ただグループ企業の大株主にして、実質的には全くのこの家系の企業群である事には変わらなかった。しかも子供が少ない家系でもあった。しかしグループ企業の幹部たちがこの法要に出席したいと云うのも数人を除いて断った。親父さんの親父さんや大奥さんを直接知っていた人はもう少ないという理由だった。


 


親父さんは任せると言ったら任せるのだ。名前だけの地位と云っても、それでは任せた事にならないという意向だった。


 


奥さんの体の事を理由にエンゼルホープジャパン病院の近くのジブシティーに引っ越してしまった。それでもやっぱりこの地域の名門企業、グループ企業の実質的オーナーと云ってもいいのだった。


 


邸宅を管理している組織の奴らも最大限 配慮していた