のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1287

2017-10-07 00:00:21 | 新しい子猫たち 

このジイサンを含め、何人かは、ここに残り、庭を見ながら、話をしていた


 


ジイサン


アイツ等は、仕事を任せるという事の意味を知らない、旦那は、我々にそれぞれ仕事を任せてくれている。任せると云ったら、本当に任せるのだ、アーダコーダと口を入れては担当の邪魔になるだけだよ


 


違うジイサン


まあ、若いからね、それにそれなりの仕事もあるし、今回は急だったから、ワシらは半分引退しているようなものだから、大目にみてやらないと


 


又 違うジイサン


会長の会社は新規事業に次々と取り組んでいますが、あれも任せているのですか


 


ジイサン


初めの計画段階では話を聞くよ、責任はワシと云う事にしているから、相談には乗っても、担当が全て考えてやるんだ


 


又 違うジイサン


安いよと組んだり、色々な会社とも組んでいる、シックステンみたいな大手の折衝は若い奴らに出来るのですかね


 


ジイサン


あれはね、若旦那が元々のアイディア元だと思うよ、若旦那が色々な人、瑠璃興業系の人を紹介して、それで進めているんだよ。ウチの若手だけで出来る筈がない。旦那も少しは相談にのっていると思うよ、ワシの指導で進めている筈がないのは判っているだろう


 


他のジイサンたち


えー、そうなんですか