のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1306

2017-10-26 00:00:49 | 新しい子猫たち 

親父さんの グループ企業と云っても、それぞれの企業があって、近くの港湾での取り扱い から始まった 土木会社は歴史は古いのだが、トップの交代はスムーズに行われ、トップの歳も若い、若旦那を知っている幹部も少ない、若旦那に相談できる若手もいない。


しかも この土木会社は今は儲かっているが業界の浮き沈みは大きい、将来に備えないといけないのは、むしろ自分たちの会社と云う危機感が強かった。他の会社が若旦那を通して、経営指導を受けていたとは知らなかった、早くいえば 私たちもと云う思いがあった


 


それだけに この社長が懸命に頑張って今回の訪問となったのだった


 


ただ 瑠璃興業がこの辺りの地下鉱山に絡んできたので、早くゼニにしたい瑠璃興業の姿勢により、一気に情勢が進んだ。この土木会社が架け橋となったのだったが、瑠璃側近の法律ゴロが出てきた、あっとと云う間に、情勢が進んでいた


 


土木会社の社長としては、一度 奈津美や瑠璃に挨拶したいと思い、何度も訪問を申し込んだが、別に話し合いは上手くいかないのでもなく、逆にトントンと進み過ぎる程だったし、表敬訪問を重要視する会社では、香奈オフィスも瑠璃興業もなかった。ナニか問題でもと言われ、いや挨拶にお伺いしたいと云うと お互い忙しいので、無駄な事は止めましょうと言われる始末だった


 


今回は親父さんの家に訪問するのでジブシティーに行くので、簡単な挨拶をしたいと云うと、それならお待ちしますと云う事になった