のら猫の三文小説

のら猫が書いている、小説です。
質問があれば
gmailのnaosukikan
まで連絡ください

新しい子猫たち No.1302

2017-10-22 00:33:04 | 新しい子猫たち 

リトルチャの事務局には色々な人が来た。内閣官房だったり、ごきげん党の元国会議員。秘書、ジブの管理から派遣された奴もいた


 


ただリトルチャは少しでも私欲に走る傾向とか、利益相反の問題があれば、遠慮なく、その人を出身母体に返していた


 


事務局の執行部は、リトルホワイトの分身みたいな奴たちで固めていた


 


現総理は陽太の分身とも言える奴だが、なかなかの人物で、コイツはねと云う奴は、敢てリトルホワイトの事務局に出して、返されて、やっぱりね と内心思っていた


 


リトルホワイトの調査力は空前絶後の調査網に支えられていた


 


ジブは 事情を知っていて、変な奴は出していない積りだったが、リトルホワイトは遠慮なく返す、流石に事務局の執行部は常務に事情を説明した


 


常務は、そんな事が と思い、ジブの調査網で徹底的に調べると、全くその通りだったりした


 


リトルホワイトの調査能力に改めて、みんな感心していた。


 


神幸は、リトルホワイトの実力を知っていて、誰も出さないと思ったら、実は出していて、ソイツはリトルホワイトのお気に入りとなっていた。利益重視の神幸ではあるが、変な奴も抱えていた。ゼニゼニ、利権第一の筈がそういう奴もやっぱり要ると思っているのだっだ。あの構想は九州を舞台としていて、地元の成長、発展を真剣に考える奴もやっぱりいたのだった。神幸はソイツの本物度を知りたくて、あえて出していた。コイツは九州構想の調整役となっていた。コイツのお陰で計画は順調に進んだ、九州の各自治体との調整もコイツが中心に走り回っていた。コイツの評価は上がったが、それよりも神幸の評価が上がった、


 


神一はそれを知って、あのアホは、単にゼニと利権の亡者ではなかった。いい奴もちゃんと抱えている、アイツも なかなかやるなと再評価するキッカケとなったりしていた


 


リトルホワイトの事務局を巡る、各方面の葛藤はあったが、それを通して、リトルホワイトの評価はより高まっていた。