詳細に云うのは厄介な話が背景にあった
元々この九州の山間部の深い所に、もう一つのレアメタル、新しいレアメタルが実はあった。一般に知られているのは 標準型のレアメタルしかないと思われていた。しかしちゃんと ちょっと深い所にあった。競合他社は、それが判らず、折角の土地を香奈オフィスの関連会社に安値で売ってしまった。観光事業拡大と云う名目だった。元々 もう一つのレアメタル、新しいレアメタルの確認方法、そして精製方法は香奈オフィスしか詳しくは知らなかった。
リトルホワイトはそれも知っていた。
香奈オフィスの地下鉱山の技術は進んでいたが中核となる会社がなかった、例のグループ企業の中の土木会社は地盤調査から地盤の調整とかが優れていた。それもリトルホワイトは知っていた
リトルホワイトは、瑠璃と奈津美と協議して、新しい山間部を調査する事を提案するとともに、地下鉱山として他人には見えない方法で進める事にも合意していた。
そして上には庭園を造る事などを考えていた