のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.873

2016-08-12 00:09:56 | 新しい子猫たち 




この医師にも欠点はあった。金銭感覚がほぼゼロだった。金はあるだけ使ってしまう。病院も心配して この医師の奥さんにほとんどの報酬が渡るようにしていて、この医師に渡す金は一部のようにしていた。





奥さんには投資信託、カヨコファイナンシャルへの投資信託をするように勧めていた。奥さんもこの医師の事は尊敬していて 尊敬が愛に変わり結婚した、レアケースでもあって、奥さんが持っていても この医師の頼みだったら渡してしまうので、カヨコファイナンシャルに頼んで投資信託を作ってもらった程だった。





高名な医学者でもあるが ご本人は医師と云う気持ちが強かった。困った人がいれば、金はぱっぱと渡してしまう。ジブステートと呼ばれた州は 病気関係で困っている人は エンゼルホープ財団関係が支援してそのほかはケースバイケースでそれぞれのジブ関係の財団があって、助力する人も決めて支援していた。





このタックス・ヘイブンではジブ関係財団は揃わないので、このタックス・ヘイブンの国で作った、エンゼルホープ財団が 全ての支援をするようにしていた。





事務方の奴も この医師が巡回診察に行くと聞いて、タックス・ヘイブンでの財団の設置、金の問題を処理するためにチームも作っていた





カヨコファイナンシャルのアメリカの責任者も天下の守銭奴とも言われた程、ゼニの計算には優れていたが、今回は、タックス・ヘイブンの子供たちのためと云う美名に ほだされて 金はある程度は出す事を覚悟していた。