のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.879

2016-08-19 00:20:54 | 新しい子猫たち 

ジブ関係財団は 色々な背景が元々あって 社会福祉を目的とするものだけではなかった













個人の起業支援から 中小企業の経営指導までしている所があって






タックス・ヘイブンの社会福祉団体の人たちにとってもある意味新鮮なものだった











元々は 貧しい人たちを支援するだけなくて 貧しい人が金持ちになればいい、困っている原因をなくさないといけないとの趣旨だった











日本の加代子教もその活動をしていた、加代子教は 宗教団体でもあるが 九州では一つの企業集団、支援集団でもあって、困った人や企業も助けるが 助けた人とか企業が儲けると 分け前、いや寄付を貰う独特の存在でもあった











それがジブ関係の社会福祉財団がジブステート






と呼ばれる州を中心として活動を大きくしていった段階で この加代子教のシステムを取り入れだしていて











幾つもの財団が起業支援から 経営指導と云うか関係する自らの企業グループの中に取り込んでいった











それがタックス・ヘイブンで始まった











最後には地域のホテルも整備しだして、





観光立国を目指して 治部ホテルを誘致するようになり





一方 チャタロウのアメリカグループによる IT部品 IT産業の基地も目指すようになっていた。









この国の大統領も頭が切れた。



社会福祉に対して寄付してくれる企業には 所得控除したり累積控除も認めだして 低い税率が実効的にもっと低くなった。







新しいレアメタルに関するアメリカの心配を逆手に取って、新しいレアメタルへの優先交渉権をアメリカ政府とアメリカが指定する企業に与え、それがあると通商が簡単にする事まで決めた。







逆にタックス・ヘイブンの この国の社会福祉に貢献してくれると認めた会社ではアメリカとのモノのやり取り、金のやり取りの障害をなくして、自由にできる特例をアメリカに認めさせた。







それがジブ関係の進出を加速させた要因にもなっていた。













やがて このタックス・ヘイブン は タックスを取った 単なるヘイブンを目指す国へ変わりつつあった