のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.872

2016-08-11 00:00:17 | 新しい子猫たち 








この医師が プレハブで診察を始めた時には 診察を受ける人はまばらだった。










循環器系の大家ではあるが






社会福祉団体の説明、アナウンスも専門的過ぎた、難病の専門家でもあったが、この病気も専門的過ぎた。もう一つ大切な事に この時に金は取らないと云うのを言わなかった。













この医師は循環器系では世界的な名医として紹介されていたので どれくらいの金が要るのかワカランのでは






普通の人は診察にいけなかった









まだらな 患者たちに混じって 大統領の奥さんが診察に来た。 不思議にもこの奥さんは診察を受ける前にどんどんと症状が緩和していった。他の患者たちも診察を受ける前に症状が軽くなっていた。











実はタックス・ヘイブンの医師たちとの調整がまだだった。ジブステートと呼ばれていた州では州内の医師たち 既存病院との整理が出来ていて





エンゼルホープ病院以外の病院でも、エンゼルホープ財団からの支援が受けやすいようにしていた。この調整を社会福祉団体がしていたが、まだ調整中だったので、金は取らないと公言はできなかったのだった。











治部ビルとエンゼル・ホープ病院の敷地内では





土地を掘り起こして、なおかつ あの山にも実は新しいレアメタルがごっそりとあった事が分って、この付近には新しいレアメタルの蒸気が立ち込める状態となっていて、いわば 敷地内の空気と似ているのが後で分ったのだった。











大統領の奥さんも元は看護婦だったので、元気にはなるし、あの高名な医師が金も取らず、診察しているのに感銘を受けて、大統領の奥さんも暇を見つけて お手伝いにきて それで症状が益々軽くなっていくと云う好循環が起きていた。











大統領はちゃっかりと 奥さんも今回の巡回診察に 奥さんは病にもメゲズ、手伝っているとの報道もさせていた。