のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.864

2016-08-02 00:00:38 | 新しい子猫たち 

エンゼルホープ病院の敷地とか建物は カヨコファイナンシャルの所有とするのはいわば長く続いた鉄則でその近在に宿泊設備も持つ事も最近の鉄則になりつつあった











守銭奴と云われた アメリカの会社の責任者 の鉄則でもあった。途中から慌てて 参加したカヨコファイナンシャルの不動産部 もっとも恰好よく都市開発ナンタラと云っていたが ソイツも当然カヨコファイナンシャルが所有すべきと譲らなかった。











これで計画はズーンと拡大していた。瑠璃興業系は不動産の所有有無には拘らないのでその部門は治部ビルの所有とすることになった











タックス・ヘイブンの社会福祉団体も頑張って 副都心に近い所にぽっかりと空いた広い土地を見つけてきた。早速土地の購入契約を結んだ、病院関係はカヨコファイナンシャル、その他は治部ビルが購入する事にした。







その土地にビル 病院等を建てる事になって 建設工事の準備をしていた











香奈オフィスの資源探索チームは まったく期待していなかった。今までレアメタルは山間部にほとんど見つかっていた。タックス・ヘイブンの この国はいわば島国、たいした山もなかった。何が見つかるとも思わなかった。







副都心ともいえる場所の近くには小さい小山があって、仕方ないそれを調査するかと思っていた。調査するには色々な権利関係を土地所有者と結ぶ必要があるが、話をしている内に、いっその事買い取ってくれないかと云われて、思いのほか 安かったので アメリカの香奈オフィスの責任者に相談すると買えと云われた。どこの所有とするかはまだ分からないので 瑠璃興業系の資産管理会社名義で取りあえず買っておけと言われた











ナンダカンダと手間がかかり 暇な資源探索タームは 本格的な工事が始まる前のビルの工事現場を調査してみる事にした











事件はここで起きた