由布院の代表格、憧れの御三家と言えば、由布院玉の湯、亀の井別荘、無量塔です
私たちが泊まるのは亀の井別荘
もとは、別荘として大正時代に建てられたもので、現在は1万坪の敷地に15室の離れがあります
今回は離れの空きが無く、本館の洋室に泊まりました
文人や、著名人が多く泊まったこの宿には、その名残があります
私たちの泊まった部屋には、丹羽文雄の色紙が。。。
↓は宿泊者専用の談話室
重厚なつくりです
温泉は、内風呂もありますが、まずは大浴場に行くことに
ところが少し分かりにくい
フロントに尋ねて分かったのは
ところどころに配置されている象の置物の鼻の方向に歩いて行くというもの
あの角を右。。。象の鼻先を目指して冒険気分。楽しい。
なんとも粋
茶人でもあった創始者の意を今に受け継いでいると言えます
すべてにおいて、上質ではあるけれど、押し付けがましくないプロのもてなしです
夕食は次の通り
右上は、山女いしり漬けの一夜干し
左下は焼き霜鰤の酢の物
黒毛和牛薬研堀(やげんぼり)焼きは断面を写せばよかったと思いましたが、それはそれは美味しくて・・・
お酒も進むなぁ
右上、お新香も味、歯ごたえとも完璧
すべてにおいて、イマイチのものがない、すべて美味しいお料理
最後のカボスのシャーベットとお口直しの一口コーヒーまで、残さずいただきました
おなかがいっぱいで、体を前に倒すのも一苦労でした
亀の井別荘は、観光のついでに止まるのではなく、ここに泊まるために来るというほうが正しいようです
ここに長逗留して小説を書く文人の気持ちが分かります
部屋に帰って内風呂にも入り、Tちゃんと語り夜は更けていきます。。。