最近の母は、体調は安定してきたものの,認知症は進んできました。
逆に進んだからこそ、しつこく言うことが減ってきて介護する側は気持ちの上で楽になっているかも。
服を着せたりとあれこれしながら、子供の世話をしているみたいになってるなあと思います。
こうしてだんだん赤ちゃんに戻っていくのかな。
ただ赤ちゃんと違うのは大きいこと!
それに爪を切るにも、年を取ると爪は厚くなるし変に曲がるし切りにくい。
親がこんな状態になってから初めて知ったことです。
家にある爪切りで切ろうとするも丸みと厚みでうまく挟めず怖い!
放っておくと食い込んでいきそうだし・・・
なんか爪を切る良い道具はないものかと思い
ネット検索で見つけたのが新潟三条の須和田製作所製爪切りニッパー
テレビの『すごーいですね視察団』に出たのをそういえば私も見ていました。
すごく売れて、手作りだから作るのが追い付かないらしい。
八月末頃に発送というのがあったので注文しました。
先がとがっているようでなんか恐いなぁと思いつつ試しに自分で使ってみると
厚い足の爪でも切ったときバチンという大きな音がしないことと、爪が飛んでいかないことに感心しました。
オットにも試してもらったけど、切りながら楽しくなってきたようで、手足の爪全部切っていました。
やっぱり切れ味が違うのです。
爪切りより爪の当たっている様子がよく見えて、間違って他を傷つける心配がないこともわかりました。
それでさっそく今朝から、母の支度をさせる時に持参して切ってあげました。
横のハサミは、伸びすぎた眉毛や鼻毛用(笑)
私も他人事ではくなるのでしょうが、年を取るとめちゃ伸びますよね~
父と話しているときも「ムム・・鼻毛がのびのびじゃん!」となったときすかさず切れるようにセットで持ちあるくことにしました。
いざっていうときちょうどいいハサミがないのよね~実家は
小さいのは全然切れないし、大きなハサミで切りたくないし~
ちょっとした道具でも、実家で探すのは面倒です。
前はここにあったのになくなってるという具合に移動するし、
書きにくいボールペンとかを大事にとっていたりと、何か使おうとしても効率悪くて
持参が一番です。
もうすぐ90歳になるのであれこれ言うより、さりげなく支えるのがいいのかな。