午前中、習い事で、友人のチッチに合い、我が家の昨日の出来事を話すと彼女が突然泣き出して、私の方がもらい泣き・・・
それは、
昨日までの3連休、1日目は娘と天神で待ち合わせ、誕生日のプレゼントという名の秋冬物の服や靴、などを買わされ
2日目は、「後期からは授業も難しくなり宿題も多いし、実験のレポートも書かなければいけない」といかにもの理由を言って飯塚まで送らされ
3日目は例のおにぎり作業。昼前に終わってオットとドライブをしたのです。
秋の景色を見ながら、ふと子ども達はどうしているだろうと、二人に短いメールを送りました。
息子には「3連休どうしてた?」
「いやーまったく暇がなかった。課題で行き詰まっています」
この三日間、休めなかったのかな?少し気になりつつも、しつこく追求するのはやめて
夜の10時過ぎに、オットに電話してみたら?とけしかけました。
すると、まだ会社にいるようす。しばらく世間話をして私に振りました。
課題というのは何かを作っているらしいのですが、何しろ電気の回路かなにかが上手くいかないそうです。
「ああ、お母さんがそんなの得意だったら教えてあげれるのにね~、今聞いただけで何がなんだかわからんもん」
息子がふっと笑うのが聞こえました。
「難しいことをやり遂げてこそ、価値があるし、達成感があるんよ。」私の頭の中はガイアの夜明けとか、ルビコンの決断に出てくる人と息子がかさなるんです。(誇大妄想癖ありなので!)
「こっちで祈ることしかできないけど、頑張ってね」
息子の返事する声がちょっと震えてた。・・・きっと泣いてる。
連休の最終日、まだ事務所で一人残って仕事をしている息子の姿がちらつきました。
気になりつつ布団に入ってまもなく、夜中の1時過ぎにメールの着信
「やっと回路が動きました。ほんとに長かった」
息子からでした。
「良かった~!お疲れ様」とすぐメールを返すと、起きているとわかって電話がかかってきました。
そしてしばらく話したのですが
「俺、あの時もう出来ないと思って、あきらめかけてたんよ。ほんと涙目やった。あれから一つ閃いて、絶縁体・・・」ここからはまた私があやふやになる回路の話なので飛ばします(笑)
とにかくそれが上手くいって、今やっと成功したというのです。
「良かったね。食事はしたの?これから帰るのね?もう少し?そう、遅いから気をつけてね。」
「うん・・・」 テレビ電話みたいに、顔見えるよ。また今涙ぬぐったでしょ。
明日は戸外での仕事もある様子。食事やら、健康やら、交通事故やら、母の心配は尽きません。
それからも、ちゃんと鍵かけて帰るかな。明日の朝起きれるかな。どうでも良いことを次々と考え、なかなか寝付けない母なのでした。
母親は子どもの心配をするのが仕事なのかなと思うくらい、あること無いこと考えては心配する生き物のようです。
チッチの息子さんも来春就職です。
就職先は決まっていますが、どの地に行くかはまだわかりません。
そんな息子さんと、私の息子の話が重なって見えたようで、涙が溢れてしまったんです。
世の中の厳しさとも直面していく子ども達。
それを乗り越えて成長していくんだと思います。
これからも気をもみつつ、見守っていくことにしましょうね。