今朝、ワイドショーの『とくダネ!』でほめほめ商法のことを取り上げていたのですが、これってあれだ!と大きくうなずいて実家に電話をかけた私です。
ほめほめ商法とは http://www.j-cast.com/tv/2010/07/08070603.html
実は、つい数日前に実家に顔を出していたら、電話があり私が出たのですが
父に用があると言うので、どんな内容かを聞いたら、父が趣味でしている篆刻を、本に掲載したいという内容でした。
その声と、しゃべり方に引っかかるものを感じ、父がいたにも関わらず留守をしていますのでといったん切りました。こういう電話をかける人の声って共通のものを感じるんですが、みなさん、そう思いませんか?
その電話について父に話し、詐欺まがいかもしれないから、また電話があったら気をつけるように言ったのです。
すると夜、父から電話があり、また篆刻作品掲載の電話があった。自分の名前や、去年展覧会に出した作品の題名までいろいろ知っていて詳しかったし、作品をほめるんだそうです。
『まほろば』(といういかにもありそうな本)に掲載させて欲しい。掲載料は8万円ですなどという内用の話だったそうです。
もちろん払うのは掲載される側。
父は断ったのですが、自分の作品をほめてもらうと悪い気はしないので、こんなによく自分の作品のことを知っているのは、ほんとに美術関係者なのではないかと半信半疑のようでした。
ところが、今朝のテレビで ほめほめ商法のことが出て、ほらね!!と私もまた父に電話をしたのでした。
趣味に熱心な高齢者は、ある程度お金に余裕があり払うと踏んでいるのかもしれませんね。
自分の作品を認めてもらうとうれしいもの。本に載るなんていえば、ちょっと自慢できるような、そんな心理を利用した悪質な商法ですね。
日ごろから、オレオレ詐欺に気をつけてと言うものの、こんなに手を変え品を変え、だましのテクニックを駆使してくるのですから安心できません。
昨日、今日の話なんで、驚きです。しかも身内にまで・・・・!
皆さんもお気をつけ下さいね。